40ヶ国目 タイ~地球散歩~
ミャンマーからタイへ入国
国境付近の小さい町にさえセブンが至る所にある。ハイチュウの北海道夕張メロン味がある。クラクションの無さに驚く。みんな静かに走ってる。これがタイか
すぐにチェンマイへ移動
ある友人と再会するために
この男エバンスことりょーた
高校時代の付き合いで同じサッカー部だった彼の得意技はデコイ・ラン(相手DFの背後のスペースなどに、自らがパスをもらうわけではなく味方を活かすために囮として走る行為)
ただ宿で寝ただけで瞼を虫に刺され殴られたボクサー顔を披露するエンターテイメントの申し子で、DA PUMPを躍らせたら今も昔も右に出る者はいない
そんな彼は今カンボジアに根を張り自ら事業を手がけ展開している。カンボジアのクメール語のみならず、ベトナム、タイ、中国、韓国語など周辺地域の言語を操るまでに至った努力は決して、事業のためではない。女を、女の尻を追っかけ回すためである。(確定)
ランタンを夜空に放つタイのお祭り
コムローイ
郊外の数カ所でランタンを一斉に飛ばすいかにもフォトジェニックな景色が見れる、観光客用の会場の入場チケットが1万円以上との事で、りょーたはそこに行ったけど俺は市内で現地人なんかとテキトーにわちゃわちゃやることに
色んな人に、市内のどこが一番盛り上がるかを聞いてまわって目星をつけて迎えた当日、カウチ越しにあるフランス人ルーカスからメッセージが届いた
「やぁ、オレといとこはチケットを買ってないんだけどバイクで郊外のその会場に自力で行ってどさくさに紛れて侵入しちまおうと企んでるんだ。一緒に行かないかい?」
なんだそりゃオモシロそうじゃねぇか
行こう、と決めて数回のやりとりのうち、返信が突如遅くなって返ってきたのが夕方5時。もう出発しないと間に合わなくなる
5時半に向こうの宿にて合流
ルーカスといとこのテバ、あと日本人のみほさんも急遽参加になったんだけど
「今、自転車で行くかバイク借りるか迷ってるんだ」
え!自転車で行ける距離じゃねぇよ
てかもうてっきりバイク借りて準備万端なうえでのお誘いかと思ったよ!
こっちはもうバイクを借りてたから、あと1台探すために走り回ったが時すでに遅し。もうバイクも見つからんしそもそも見つかっても間に合わんし
結局侵入作戦は諦めて大人しく市内で祭りを楽しむことにした、んだけど結局これが大正解で。
屋台が延々と並び人で溢れ
美味しそうな匂いとランタンの温かい灯り
浮かび上がる光りに歓声があがりそこには国籍も何も関係なく
そこにいた全員がハッピーな気持ちなのがわかるような
最高の夏祭り感。
祭りならではの色んな出会いを楽しんだ(女の尻を追っかけ回すという意味を含めて)
祭りのあとはパーイというバックパッカーに人気の田舎町に移動した。今振り返ってみると特筆すべきことはなく、バイクで綺麗な自然を堪能して夜は女の尻を追っかけ回すそんな日々。正確には歩くスピードも女の尻に対する初動の速さも一歩先を行くりょーたの尻を追っかけ回す、そんなかんじ
あ、パーイでもイベントやってたな
あ、そいえばiPhone落としたな
バイク走行中、段差でガタン!てなった時に落ちてそのあとすぐ気付いて段差まで戻ったけど無くてタイSIM買ってたから電話してみたら現地の人が拾ってくれてて
あぶねー
もっと気をつけなきゃなぁ
SIM買ってなかったらアウトだったなぁ
そんなこんなで
次は一気に北から南下
りょーたとはここでお別れ
これからもりょーたらしさ全開でぶっ飛んでってくれ!
プーケットに到着
あれ、海そんな綺麗じゃない
夕陽は綺麗
実はチェンマイで仲良くなったルーカスとテバに、プーケットで2週間ムエタイ漬けの日々を送らないかというお誘いを二つ返事でOKしたのである
が、2人の到着が2,3日遅れるというのでその間にリペ島というマレーシア近くの島へ
1年ぶりのダイビング
大物や珍しい魚が特別見れたわけじゃなかったけど、やっぱり水の中に入った瞬間の興奮や水深40mの光の届かない世界はダイビングでしか味わえない
地球感じた
しかしいつも半年ぶりとか1年ぶりとか刻みになっちゃうからスキルが上がってこないのが悔しい
隙あらばシュノーケリングして
砂浜から夕陽みて
ありがたい事にお一人summerも多くて、ドイツ、イスラエル、韓国、タイ、色んな人と過ごす夜は楽しかった
しかしインドでデング熱にかかって以降、自分から話さずとも、友達がデング熱かかっただの1年前デングなっただの、知り合った外人から勝手にデングトークが何度も舞い込んでくるのはなんなん。こちとら2度目の発症にびびっとるんじゃい
そういえば何を隠そう、りょーたもデング経験者。我らデングブラザーズ。
その後プーケットに戻りルーカスとテバと合流。少ーしずつムエタイジムについて調べながらビーチで女の尻を3人で眺める
朝宿に戻り夕方までダラダラし夜酒を飲み始め深夜街に繰り出し女の尻にを追っかけ回す毎日
結果プーケット出るその日までムエタイたったの1度もやらず。うだうだ、ぐだぐだ、ぐびぐび。だらけにだらけきったプーケットライフ
地球感じた(うそ)
朝4時ひとりで酔いつつ歩いてたら
ゴリラ現る
断ってもシカトしてもずーっとついてくる
なんなら宿の中まで入ってきた
さすがに押し出すもパワー強い
最後に謎のミドルキックを食らう
地球感じた(大うそ)
最高にアホなフレンチガイを残し出発
きっと俺がいなくなってからもムエタイやらんだろうな
2人ともフランスには戻りたくないんだと。今ホットな話題の真っ只中の母国について、思うところもあるんだろうな
最後のバンコク
女の尻追っかけ回しすぎて
なんか疲れた
いいよねナイトマーケットとかアレほぼ夏祭りじゃん
前職場の白井さんが大絶賛してたプーパッポンカレーを食べてみる………あれこんなもんか
タイもうおなかいっぱいだなーと歩いていると前からコムローイで一緒だったみほさんと偶然ばったり。久々に2日酔いになっちまった
有名な寺院にも行かず
酷暑のなかのソフトクリームのようにデロデロと時間を過ごし
思いもよらず3週間半もいちゃったタイ
ふつーに短期で日本から来て美味しいもん死ぬほど食べてたくさん買い物して遊んで散財して日本に帰りたい、そう思わせる国でした