21ヶ国目 スペイン~地球散歩~
ロンドン→スペイン→ポルトガル→スペインと移動したため、ポルトガルを先に投稿しました
犬も歩けばガウディに当たる
そんな街、バルセロナ。
えっ今日カンプノウ(バルサのホームスタジアム)で試合あるじゃん。
スポーツバーで観てたけどどうも試合の様子がおかしい。やけにボールを蹴る音や選手の声がでかく聞こえる。観客ぜんぜん、ってか1人もおらんじゃん
隣のおっさんに聞いてみる。
「ああ、独立問題のせいで無観客試合になったんだ。俺もチケット買って楽しみにしてたんだけどよ、入れなかったよ。まぁ払い戻しはされるんだけどな」
なんてこった。なんかニュースで見たぞカタルーニャ独立問題。えっ今日運命の投票日なの?治安部隊も動いたらしいけど。すごいタイミングに来ちゃったもんだ。
広場になにやら人が集まっている。なにかイベントがあるのかなと見ていてもそんな様子ではない。よく見ると報道陣がズラリ。
近くの男女に聞いてみる。
「俺らもわかんない」
すると近くのおっさんが教えてくれた。
こっちの建物は市議会で広場を挟んだ向かいはスペイン政府の建物。
まさに今回の騒動にうってつけの場所ということだ。デモ、というほどではないが独立させろ、と政府の要人に訴えたい人がこうして集まっているのだろう。
デモクラシーと読める
街は変わらず観光客でごった返し、騒動の渦中とは思えない平和っぷり。しかし一夜明けて、あちこちでスペイン国旗ではなくカタルーニャ州旗を身に纏う人を見かけた。そして特徴的なのが、そうしているのは圧倒的に若者だということ。カワイイから付けてるだけ、とファッション感覚なのかもしれないがこのへんが日本と大きなギャップがあるよなぁ、と感じる。
現にカタルーニャが独立しようがしまいがあまり興味はないけど、レアルvsバルサが見れなくなるのだけは嫌だなぁー。スペイン料理が美味しくなくなっちゃったら嫌だなぁー
んなわけがなく
一口食べて、あ、もうバルセロナいいや、と思った。それほどの味。
犬も歩けばガウディに当たる
俺が歩けばビーチに行き着く
満腹+砂浜+太陽=昼寝。
起きたら遠くにやんややんやしてる若者たちを発見。オラァァ(あいさつ)
イケメン細マッチョ軍団とビーチバレーしてたら日が暮れる、そんな1日。
どこも観光名所行ってなかったけどサクラダファミリアはさすがに拝んどいた。
工事で張られてる網が蜘蛛の巣に見えて、これはこれでアリだなぁ
マドリードのマヨール広場。
当時19歳、たむとの最も感慨深い思い出の場所の一つは、その思い出のように色褪せることなく残っていた。
当時もあったのかな、新しくできたのかな、サンミゲル広場というタパスって様々なおつまみを1ユーロから頼める楽しい呑んだくれスポット。言っちゃえば美味しい生ハムだってスーパーでこれまた1ユーロで買えちゃうからね。このへんがもう本当にスペインだーね。
警官がカッポカッポ鳴らしながら馬を歩かせてるのもスペインだけど、突然その馬がボトボトボトォ‼︎と綺麗な装飾の建造物の真ん前で糞をした。あーあれどうすんだろうなーと見てたらそのまま放置して行ってしまった。
のちのち清掃業者に連絡でもしてんだろうけどそれでいいのかマドリードよ。
古都トレド。うん、いい街並みでした。
サラマンカではリュウさんという3年そこに住んでる中国人に招待された。
スペイン屈指の大学生街というここは若者がたくさん。スパニッシュピチピチバインバインねーちゃんと遊びたいならここは一番オススメかも。住んでる人ならではの安くてうまいバルを3,4件はしごしてスペイン料理を満喫。酔って寝てるフリして股間に手を伸ばすとこ以外彼のホスピタリティは素晴らしかったありがとうリュウさん。
そしてサラマンカからポルトガルを周ってスペインのセビリヤは1泊だけ。
すごく整備された綺麗な街で見どころもたくさん。1泊は惜しいと思わせる場所。
闘牛って年中やってるわけじゃないんだね。隙あらば見たかったけどでもその代わり世界中の屋台が軒を連ねるお祭りをやってて、そこのステージでフラメンコ観れたからOKとしよう。豪快に炙られる肉の塊を見てギリギリまで心揺さぶられたけどヨーロッパで結構金使った感あったので我慢…しつつスーパー寄って憂さ晴らしラムチョップおりゃあ‼︎
ヨーロッパおしまい!
タリファという南スペインの港町を目指し、次なる大陸へ。
ヨーロッパでサッカーできなかったな。