48ヶ国目 ボリビア~地球散歩~
これタネっぽいのあるけど全部食べれるの?
おばば「あとでケツからブッと出しゃあ大丈夫よワヒャヒャ」
ボリビア人の第一印象は悪くない
よくわかんないフルーツ
甘くておいしかった
(翌朝ケツからブッと出てたかは不明)
穏やかでのんびりしてまぁまぁ好き
湖で獲れたであろうマスを丸ごと揚げてもらった。揚げたてで塩が効いててうまい
パサパサ白米、野菜、茹でたジャガイモにメインをワンプレートにドカッと盛るスタイルはペルーと一緒
他の旅行者との接触を避けて
充分な休息をとって、ラパスへ
独特の街の作りに、後ろにそびえるキレイな雪山
本物の人間をさがせ
2日過ごしてオルロへ
クスコあたりから一緒にオルロに行く人見つかればいいなーって思ってたけど残念ながら見つからず。
なぜなら南米三大祭りのひとつ、オルロカーニバルがあるからだ!ひゃっほーう
そんだけでっかい祭りとあってやはり宿は前々から埋まっていき、カーニバルあるじゃん!と気付いた時には街全体満室状態
さらにチケットが必要らしいけど用意できず
そんな踏んだり蹴ったりだけど
朝イチのバスでラパスから乗り込み、夕方らへんのバスでウユニに抜けちまおうカーニバル突撃大作戦を決行
すんだけど、
公式サイト「カーニバルは2/23~3/3で、最も混むのが1,2,3/3です」
ボリビアンA「カーニバルは3/2,3だけだよ」
ボリビアンB「3/3だけだよ」
ボリビアンC「今日もやってるよ」
もうどれが本当かわかりゃしねぇ
来たる2/28
最も混む日は避ければなんとかなるだろう判断
バスオフィスにてチケットを買う時、
おばちゃん「カーニバル楽しんどいで!」
バスは激混みだろうなと思い朝6時半にターミナルに行くものの朝7時発に余裕で乗れる
しかも驚くほどガラガラ
今日ないのか……⁇
隣の席のおっさん「カーニバルいいね!」
よっしゃ
反対側のおばさん「2日後よ」
えぇ…
そんな小さな一喜一憂を繰り返しながらオルロ到着
オルロ人に聞くと百発百中3/2,3だよって返答がくる。そうかーと若干沈んでたら今日は今日でダンシングがあるんだと
カーニバルとダンシングてどう違うんだ
まぁとりあえず行ってみよう
それ行って今日中にウユニ行って2,3日間でウユニ塩湖満足しまくって3/3にまたオルロ来ればいいんだ
ラパスで時間つぶすよりもよっぽど効率的じゃん
しかもラパス-ウユニ間は直行バスよりもオルロ乗り継ぎで行ったほうが2,000円近く安いっていう
いいじゃんいいじゃん
夜行で通り過ぎるにはもったいないくらい壮大なパノマラビューだし
いいじゃんいいじゃん
そして中心地へミニバスで行ってみると
やってるーー!
カラダが無意識に跳ね上がるー!
やっほーーう!
観るだけで満足できるかー!
一緒に踊るー!
チケットないとどうのこうのなんて杞憂中の杞憂で
チケット買ってる場合じゃなかった
ひとたび踊り始めたら
旗を渡され
首飾りをかけられ
紙吹雪を浴びせられ
泡スプレーを吹きかけられ
演奏が一区切りしたら一緒に写真とってくれのお祭り騒ぎ
気持ちいいー!
挙げ句の果てに謎の弁当もくれて
なんじゃこりゃー!
楽しいーーー!
千差万別色鮮やかなチームが50以上ありそうな
そんぐらいの大行進が道という道を埋め尽くしてく
べつのとこでまた踊ってたらどうやらメインロードに入ったらしく
両側にチケット制と思しき観客席が並ぶ中央を踊り歩いた
観客席に目をやるたびに誰かしらと目が合い笑顔で手を振られ
いきなりのどこぞやのアジア人の乱入をみんなウェルカムで楽しんでくれた
南米ラテンのノリー!
とその時、突然ある派手な衣装のおっさんが目の前に現れ、仰々しいカメラマンが何人も彼を撮りだし、セキュリティスタッフにストップをかけられた
こっから先は悪ノリNGなのかな?と思って席に座って様子を見てたら(有料席)
そのおっさん、ボリビアの大統領でした(中央カラフル)
あぶねぇハイタッチするとこだった
伝統の笛を吹き、一緒に踊る大統領。たくさんの人が手を振り歓声をあげてて親しまれてるのがすごく伝わる
ええ光景や
そんなこんなであっという間にウユニ行きのバスの時間だ
3日後の本戦カーニバルが楽しみすぎて
ウユニ塩湖がちょっと霞む…
いやとてつもなく絶景のはずだ
とてつもない絶景だった
朝も昼も夕も夜も全部色がちがった
2日間で3回も足を運んだのに全く飽きなかった
日本人がたくさんいるなか、ゆり&あやって素敵ペアがこれまた良い子達で
ウクレレを塩湖で弾く姿はとてもよかった
写真も撮ってくれて
本当にありがとう
マチュピチュで会ったむっちゃんとも会えたし
アタカマ砂漠いってらっしゃい
ウユニでもカーニバルやってて
多種多様な衣装のチームが街を練り踊り、歌い、泡スプレーや水鉄砲、水風船で暴れ狂う
服やバッグを濡らされたからって怒るのはここではナンセンス
楽しんだもん勝ち
ウユニを満足し尽くして本チャンのオルロカーニバルに臨む!
が、ちょっとこないだとは違く、自由突入型じゃない
むしろほとんどの人が席で騒いでるなか突入したら逆にシラけそうな雰囲気
写真を撮るだけとって、眺めるだけにした
それでも派手で迫力満点のパレードは見応え抜群だったけどね
そんな息つく暇なく怒涛の1週間を過ごしたボリビア
密度濃いー濃厚ー
色んなもんが見れてよかった
って戻ってきたラパスでもカーニバルやっとる…
じじいと飲んで
ちょっと踊って
カーニバル塩湖塩湖カーニバル塩湖カーニバルカーニバル、という1週間
他のボリビアの秘境とか色々調べたけど
おなかいっぱいや
写真選びきれねぇ
動画もたくさん
余は満足じゃ!
47ヶ国目 ペルー前編~地球散歩~
空気の臭いがちがう
明け方4時の野犬の合唱
わけわからない朝の楽器の演奏
飛行機を乗り継ぎ乗り継ぎ乗り継ぎ
ペルー上陸
南米リベンジ始まる
初日の初っ端からペルー人にお世話になる
カウチでリマ滞在予定を告知していたら、35歳デイビッドが快く家に招いてくれた
見ず知らず同士の旅人と現地人との異文化交流、相手がどんな人なのか信頼できるのかを計る指標として、プロフィールや今までの実績、過去に交流があった人からのレビューが重要な要素となる。今までもよくそのへんを吟味してたけど今回のデイビッドは実績もレビューもゼロだった。つまり自分がカウチ交流第一号となる。
今思えば南米という場所柄ちょっとリスキーだったな。何事もなかったけど
リマの空港に着いたのが夜12時
朝まで空港でやり過ごして、バスで安上がりに市内に向かうと言ったらところ、空港まで迎えに行くよ!とデイビッド。
なんだよすげー優しいじゃねぇか!
最初はそう思ったんだけど、
空港~市内間の高いタクシー代に始まり、ビールやら都度のタクシー代やらとにかく多く金を払うはめに
タクシーは高いからバスで、と提案しても、時間かかるやら手間やらでどこ行くにしろタクシータクシー
うーんまぁ話してて別に悪いヤツじゃないんだけど
家に泊めさせてもらってるし
リマの海
ビーチではなく、サーフィン向き
ギネス認定の噴水
噴水公園の入り口で合流だったのに俺が見つかんなかったから帰っちゃったとか!うそぉぉん
うーんこいつ〜と思いながらも
招待してくれてありがとうデイビッド
リマのダウンタウンはヨーロッパさながら
まず驚いたのがメシの量
2~300円で大きなスープ付きの山盛り一品料理
このセビーチェ付き海鮮リゾットが絶品だったな
死ぬほど腹いっぱいんなったけど
ペルビアンセニョリータ達はデブのほうが多いってぐらいみんなどってりしてらっしゃる
毎食こんだけ食ってりゃそりゃでかなるわ
ワカチナという砂漠とオアシスの街でサンドバギー
まよ&みなみコンビと
まちがえたこれは豪快ペルビアン
砂漠は何回か行ったけどこうゆうアクティビティってはじめてだったからなかなかおもろかった
このへんからチラホラ日本人を見かけるようになる。大学生卒業旅行シーズンとかぶって参りました。自分の卒業旅行は男8人でバリ島だったなぁ。南米なんて選択肢は全くなかったよなぁ
死ぬほど楽しかったなバリ……
今や大半が結婚やら子持ちやら
それぞれが違う人生を歩んでいるのです
俺の人生最高だぜ
ハッ俺の人生も最高だぜ
つって乾杯したい5年後も10年後も
さらに南下
ナスカ行きのバスに乗り
道端で降ろしてもらい地上絵を地上のちょっとした高台から
その後ヒッチハイク試しにしてみたんだけど秒でファミリーが止まってくれた。やさしっ
期待してなかったというかあんまり興味なかったぶん、実際に色々な模様を見てみると結構ミステリアスでファンタジックでインクリーディブルな気持ちになりました(汲み取ってくれ)
これとかただカワイイじゃん!でもよくよく考えたらこれを岩肌の斜面に古代の人が描いたんだよなんじゃそりゃ!(汲み取ってくれ)
南下した後、今度はアンデス山脈を越えクスコへ
高山病にならない秘訣はたくさん食べてたくさん飲むことって、キリマンジャロ登った時に教えてもらったんだけどなるほど、辻褄があった
だから常に大量のメシ食ってんのか
んなわけないか
高山病なんてこのオレ様が!大丈夫だろーて思ってたらなぬ。心臓バクバク頭イタイ
階段の登らんといけない場所にある宿に戻るたびに心臓バクバク頭イタイ
富士山級に高いのねここ
インカトレイルとか色んなツアーがあって興味そそるものもあったんだけど、この後のボリビアの日程と相談しつつブラジル行くか行かないか悩みつつ
結局雨季だしなとか言いつつ(信じればサニーだろうがしっかりしろ)
結局とりあえずマチュピチュに弾丸で行った
もちろん最安コースでミニバン乗って電車乗らずに車線歩いてバス乗らずに山道登って帰りも歩いて
色んな人にマチュピチュの上まで自力で登るの死ぬほどキツイよって言われてきたから相当の覚悟で挑んだけど
なんてことなかった
屁でもねぇぜ
先の2日間のクスコ滞在のほうが辛いわ
高校友だちの佑に誘われて初めて走ったトレイルランでも登り道が一番得意だったもんなぁ
経験の賜物ってやつだ
マチュピチュの相棒はペルー人ミゲル
車線歩いてる時に同じペースだったからか仲良くなって、登りも下りも帰りも一緒に歩いた
仲良くっつっても彼はスペイン語オンリー
くそースペイン語ペラペラになりてぇぜ
宿一緒だったあかね&むつみも山頂で再会できた
あかねちゃんはピースボート乗船中
むつみさんは前に俺が新宿で働いてた職場の競合で働いてた経歴が
十人十色だねー
肝心の遺跡は、朝方は雨パラついて霧がかってたんだけど、まさに徐々に徐々に霧が晴れていきその姿を現した瞬間は
すげぇ
かっけぇ!
ってなった
こんな山の上にね
古人よ
なぜどうして一体誰が
おまえもわかんなくて首をかしげるよなぁウンウン
とまぁこんな感じで普通に観光地を巡るペルー旅前半終了
やっぱこう、もっとなんつーか
冒険感というかワクワク感というか動物感というか秘境感というか夏感というか海感というか
そういうのが欲しいぜ
そうそう、クスコで会った韓国の子の友達が2週間前にチリのサンティアゴで汚い水かけられてサブバッグごっそり盗られたんだってさ
1年前の俺と全く同じ!!
あいつら相変わらずよろしくやってんなー
はよくたばらんかい!
チチカカ湖を抜ける際に一番安いバスを選んだのが運の尽き
背後のじじいのイビキが強烈で耳栓も意味なしほとんど寝れず
途中で代えられたバスには席がなく
いやあったんだけどベイビーが寝てて
「ベイビーが寝てるじゃない」
いやベイビー分も金払ってんならわかるけどそうじゃねぇだろそりゃ気持ちわかるけどさすがに抱えて寝ろよ
「ベイビーが寝てるのよ」
いやだからわかるけどさベイビーから席取るのアレだけどさ
「ベイビー」
周りの助太刀も一切なく朝5時からの1時間席なし
その席で寝たんだ立派な大人に絶対なれよベイビー
46ヶ国目 韓国~地球散歩~
2月の韓国なんてそりゃあもう吹雪ボーボーで
冬の北海道より寒いんじゃないかぐらいの
最低限の衣服しか持ってない自分よ、いかにしてサバイブするか
みたいな本当に寒すぎて何もできずただただ宿に引きこもる、なんていうのをずっと覚悟してたけど
案外なんとかなった
そりゃかなり寒かったけど痛いほどではないし、なんなら同じ時期に雪が降った東京のほうが寒かったんじゃないのぐらいの
ニット帽は中国で買っといてよかったまじで
ソウル5日間の滞在
つっても特に観光に走るわけでもなく宿でだらだらしながら、たまに出かけて、たまに友だちに会って、まただらだらして
ソウルなんてほぼ東京だね
地下鉄路線図から駅の作り、アナウンス、読み終わった新聞を網棚の上に捨て去るじじいまで
ほぼほぼ一緒だなぁ
街歩いてても
口紅赤い女性が多いなー
おばさんはほぼほぼもれなくパーマかけてるんだなー
ロングダウンコート?着てる人多いなー
アディダス人気だなー
屋台が少し多いなー
とかそんなぐらいしか印象に残らんかった
特に誰かからの反日感情を感じるというようなこともなく
ソウル市内の観光名所ではこのクソ寒いなかがんばってチマチョゴリ着て写真撮影に励む人たちがちらほら。すごいなーパッション
オーストラリアで仲良くなったジェイソンと再会、一緒にサムギョプサル。
仲間うちにうまいサムギョプサル屋さんを聞いてくれて案内してくれて
めちゃめちゃうまかったよありがとう!
キューちゃんにも会いたかったのにあいつまだオージーいるからなーまったく
他にもキムとかアランとか何人かいたけど、結局会えず。再会はまた別の機会に持ち越しだね
そのオージーつながりとはべつに、もう一人、スンジェーという友だちに会いに行った
彼と会ったのはバルセロナ
10年前に。
大学2年の夏、高校のソウルメイトたむと1ヶ月間ヨーロッパ一周計8ヶ国を駆け巡った
スペインでのトマト祭りでハチャメチャする前夜、駅のロッカーでコンとファンタって韓国人2人組と仲良くなって、韓国人グループでわいわいしたりして、たぶんその雰囲気でバルセロナに移動してから韓国人宿に泊まったんだよね
んでそこでスンジェーと出会ったんだっけ
次の日はもう一人の子(名前忘れたなぁ)と一緒にバルセロナ観光したのを覚えてる
そうして一緒に過ごして別れたのち、ミラノの駅内で、ローマの真実の口の目の前で、偶然スンジェーと再会を繰り返して
そうやって10年前の昔話を2人で思い出しながらあーだったこーだったって話するのが本当に面白かった
しかし2人とも老けたなー
スンジェー太ったなーははは
もちろんたむに電話して
3人でしばしビデオトーク
ニヤニヤが止まんなかったぜ
2軒目に移動して
ソジュ飲み交わして
スンジェーも色々あるみたい
超大手サムスンで働くも
サービス残業は当たり前らしい
政府が職場環境の改善を呼びかけて少ーしずつ変わり始めてるけど実際自分の職場はまだ全然
なんていう
日本と一緒やね
韓国女子は大変なんだと
外見ばかり気にして中身がどーのこーの
常に男に要求して
金がかかる金がかかる
おお、、意外と女沙汰激しめなのね
いやいや日本女子だってピンキリよ
なんて
30年も生きてりゃそりゃお互い色々ありますわな
そうこうしてるうちに終電ギリギリに
よくわからんなか頑張ってメトロを乗り換えて
間に合うかーつってちょっとダッシュして
やってることが東京と変わらんわ
せっかく覚えたおもしろハングルワード
あんま使う機会なかったな
ゲロ寒かったからしゃーない
もうちょい小綺麗な格好をしてまた遊びに行きたいぜ韓国
夏に。
45ヶ国目 台湾~地球散歩~
久々だな会いに行くぜ台湾一周スペシャル
shot❶ クマ
香港から台中に上陸。
空港まで迎えに来てくれ、初っ端から優しさを爆発させてくるクマの車に乗り込み、彼のホームタウンである苗栗市へ。
すごーく似てた。じじばばが住んでる佐賀に。街並みとか、田園風景とか、急な坂を上ったら家がある感じとか、なんだか九州の田舎を思い出した。みんな元気かなーー
学生の頃、集団でケンカする時にヘルメットで相手に殴りかかった、なんていう逸話をもつチンピラの素質をもつ彼とは裏腹に、お母さんは会った瞬間から絶対優しいって確信できたし、お姉ちゃんはのほほんとしてるし、お父さんは無口で少し強面だけど晩メシ御馳走になった時に「フェイチャンハオツー」って言ったら「うまいか!そうか!」って感じでニコッてしてくれたし
もうひとりの妹はオーストラリアにいて会えなかったけど
あぁ、素敵家族
晩メシめっちゃうまいし
いつも以上におかず、種類も量も作ってくれて家庭の味を体験できて
最高
驚いたのが、キッチンにでっかい中華鍋
さすが中華圏だねどの家庭にもあんだろうね
バイクで苗栗市のちょっとした見どころに色々連れてってくれたけど、まーーなんもないなんもない。のどかな風景がただただ広がるだけ。そんなのも佐賀の田舎くさくて、落ち着く。
ご当地のお菓子やお茶、ヌードルとか食べさせてくれて。全部おいしいのね
や、臭豆腐はくせえしまずいわ
台湾人でさえ嫌いな人は多いらしい(クマも嫌い)
2日目の夜は彼の幼なじみ、アソンと3人で飲んだんだけど会って間もないのに台湾ウォッカをわざわざ買ってプレゼントしてくれて
スラムダンクの"世界が終わるまでは"を3人で熱唱してたらふく飲んでギャーギャー騒いで
次の日俺とクマは2日酔い、アソンは仕事を休むっていう
みんなで飲む酒もこちらにお金を出させず
クマも事あるごとに奢ってくれてガソリン代すら受け取らず
なんなのこのタイワニーズ達‼︎
絶対いつか日本来いや
そのへんで焼き餃子売ってるしなんなの台湾
極楽かよ
台南で1泊挟む
宿のおいちゃんはチェックインと同時にリンゴやら切ってくれて、熱心に観光情報をしかも自作の巨大マップで
肉丼にワンタンスープ、きな粉餅に今川焼
ナイトマーケットでは他の国では見なかった催し物がたくさん
レトロなゲームに夢中な人たち
こっちではアーチェリー
こっちでは牡蠣クレーンゲーム
タイマンシンプル麻雀で勝てば大きなぬいぐるみ
そして時折漂う臭豆腐 くせぇって
日本にも年中全国各地でこういう屋台マーケットあればいいのに。クソ高い肉フェスとかそういうのは要らんからさ
アジアの他の国に負けずとも劣らない朝市の活気は、背の低い台湾おばちゃん達が威勢良く買い物してるせい
shot❷ エリック
会ったその日はカラオケへ
そんなに歌うの好きだったのね
エリックも自分の町に来てくれたからここでのお金は俺に任せてくれスタンス。なんてこった
次の日から台南から台東サイドを通って台北までのチャリ旅がはじまった。エリックの提案で
大きいチャリ旅に不要な荷物は先に台北にクロネコヤマトで送り、毎日シャカシャカ6日間漕ぎ続けた。
気持ちの転機は早くも2日目に訪れる
ほとんど最南端のホワイトサンドビーチから、台東に一気に抜けるこの日は、台湾の東西をまたぐ山脈を越えないといけない
これがまぁまぁしんどくて
朝から夜までひたすら漕いだ
走ってる時に色んな迷いが頭をぐるぐる
軽いノリと勢いではじまった台湾半周チャリ旅
走る事自体を楽しみたいエリック
毎日一日中走る日程
道中もそうだけどできれば色んなところに寄り道したい俺
圧倒的に違う2人の体力から生じるスピードの差
元々基本1人を好み、自分が俺を待たせることに少しストレスを感じてたエリック
やっぱせっかく会ったんだし2人で行きたいんだけどもももも
山道なんて思いっきり別々
2人スクラム組んでフォローし合ってくんだよとか
いや、お互いそれぞれのペースで走るべきだとか
まーようするにチャリ旅に対するスタンスがちがったんだ
何も事前に作戦会議せずスタートしちゃったから戸惑ってしまったというわけ
------と、ここまで読んだらなんか散々だったようにみえるけど
結果楽しかった
3日目以降、できるだけ2人でいるけど全部が全部一緒じゃなくてOK、合わせる時もあるしお互いのペースを守る時もOKってスタンスに切り替えた
2日目でやっぱやめるわって言わんでよかった
山道のように孤立する時は、俺の台湾旅はこれでええんかな、とか思うことあったけどそこを過ぎてまた2人で走ると面白くて
台湾で一番したい事は友だちに会いたいってことだったから
エリックはワガママな頑固野郎だけど変わらずクレイジーでいい奴で
時々そのご当地メニューとか色々説明してくれて食わしてくれて
このフルーツうまかったな
なんとも言えない初めての味と食感
お互い悪口言い合いながら冗談言い合いながら
漕いで食って漕いで飲んで食って漕いで
食って浴びて洗って毎日のようにダブルベットで寝るっていう
そういうんじゃないぞ
朝はエリックのほうが大抵早くて
オーストラリアでの生活の時もまず起きてダイニング行ってすでにメシ食ってるエリックに「よっ」ってやるのが日課だったな
途中、下り坂でタイヤぶっ壊れたライダーズを助けたりライダー同士の交流もおもしろくて
本当に日本のような景色に心が和んだ
エリックは今後地元でコーヒーショップ立ち上げるんだって。カナダワーホリも申請中なんだって。
まぁまぁ闇も抱えてるけどやりたいことをチャレンジしてるおっさんを応援するよ。ガンバレ!そしてめちゃめちゃありがとう!日本来やがれ!
shot❸ ジェリー
エリックとのチャリ旅を終えた後、台北を飛ばして今度は新竹市でジェリーと合流。クマの苗栗市ともまぁまぁ近いから、これでほぼ台湾を1周した事になる。
ジェリーも、クマとエリックと同じオーストラリア生活時代に出会った友達。いい奴加減は相変わらず。
山際のマーケット通りの一角にうんこ博物館。台南にもうんこ焼きなんてのも見たけど、台湾ギャグ⁇
海鮮市場の脇で休憩してると、仕事を終えた漁師が刺身で酒盛りを始めたかと思いきや、いきなり山で狩ったイノシシを解体しだすまさかの猟師違い。
週一でのバスケの集まりに飛び入り参加。
なんでバスケってあんなゴール入らんのやろ
ご当地マーケットや海鮮市場、海沿いまでサイクリングにバスケの集まり、グルメポイントまでいろんな所に連れてってくれた。
ジェリーの兄貴もご両親もペットのヨウヨウも近所の人もみんな温かい人たちばかりで
チャイニーズニューイヤーはどの家庭も大抵親戚一同に会する、年に一番大きい家族行事。もちろんジェリー家もそうなので、さすがにその前には台北に戻ろうと思ってた。でもあまりにも快く招いてくれたから、ありがたくお邪魔させてもらうことにした。
初めて体験する中国の旧正月文化
ご先祖様にお祈りした後、たくさんのお母さん方が作った次々に運ばれる料理を、みんなで食べる。
シニア側のテーブルにお呼ばれする
ウィスキーがストレートで運ばれる
数少ない日本語や英語を使って、何度も乾杯をして、精一杯もてなしてくれた。
いい感じに酔いがまわってきた頃合いで、テーブルが片付けられ、メインイベント(?)がはじまった
賭博である
普通の麻雀よりもずっとシンプルで、勝敗がすぐ決するので賭け金の流動がかなり激しい台湾式麻雀。なかでもこれは、この家系伝統的なものらしい。
が、あくまでも楽しむのが目的なんだとか
ルールを少し理解できたとこで、ここでも参加させてもらった
昼の部と夜の部と分けてあるらしく、一旦帰ってシャワーを浴びてもう一度行くというスケジューリング。
またたくさんの料理が昼同様に出てきて、台湾の正月料理を堪能した後は夜通し麻雀やポーカーをするのが常だったみたい。だけど今年は参加人数が少なく、11時には帰路に着いた。
朝までと聞いて相当酔っ払う覚悟だったんだけどね
ジェリーは年に一度だけの親戚の集まりだし、名前が分かんない人もたくさんいたり、年配のおじさん達に気を遣わないといけないし、俺のケアとかもあっただろうし疲れたとこもあっただろうに。別に仲良いわけじゃないけど家族行事だし正月に集まって軽く気まずい~なんてそうゆう距離感やイベント要素も日本人と似てるもんがあるなぁ~と
結局4泊も家に泊めさせてくれて、正月一緒に過ごさせてもらって、だいぶ面白い体験させてもらいました。本当ありがとう
挙げ句の果てにお父さんからお年玉までもらうなんてもう…
ジェリー、日本で絶対会おう。ワーホリで来る時を楽しみにしてるよ
shot❹ ルーカス
けど、なんだろうこの無気力感は
これはアレだ、バンコク現象と一緒だたぶん
すでに濃い思い出がいっぱい出来すぎて、この国お腹いっぱいってなっちゃったパターン。
旧正月連休中だからローカル店ほぼ閉まってるし観光客向けのとこは並ばないといけんし他の街より物価高いし
んーーっと思ってたらタイで仲良くなったムエタイやろやろ詐欺のフランス人ルーカスが台湾来るってことで
合流。
俺と別れた後でのプーケットのブンブントークやらそれからの日本でのブンブントークやら
一緒にいたイトコがバイクの飲酒運転で10万警察に取られた話とか
やっぱこいつはアホだ。楽しい
ルーカスがアプリで出会った台湾人が親にお年玉で10,000台湾ドルもらったってんで、おいしいヌードルをご馳走になって
あざす!ごちそうさまでした‼︎
またどっかで会おルーカス
その夜、台湾最後の待ち合わせへ
shot❺ セフィー
セフィーはセブにいた時の友だちだから約2年ぶりの再会。その時の別の日本友だちが台湾旅行ん時にセフィーに会ってたり、こないだセフィーが日本に行った時、また飲み行ってたり、セブでの関係がまだまだ続いてて嬉しい
そんなセフィーが火鍋屋さんを予約しての大盤振る舞い
豚から牛から海老からカニまで全部うますぎて、最高の台湾最後の晩餐
お互いの2年間の話は絶えず、どっかで飲むかーって雰囲気になった時に
セフィーの友だちが麻雀やろうって
行くっきゃない
迎え入れてくれたのはセフィーの友だち、リディアとタイバイ。この台湾人の「友だちの友だちは友だちだろ感」はいったいなんなんだろーか
みんなあったかすぎ
はじまったのはダイスゲーム
サイを4つ振って数の目の組み合わせで一番強かった人が勝つ単純なゲーム
お母さんから娘さんまでみんなでワイワイ
勝っても負けても
めちゃめちゃ楽しかった
タイワニーズカルチャーはこれからだっつって
熱気冷めやまず台湾人の遊び場カラオケKTVへ
歌う
叫ぶ
ウィスキー
踊る
歌う
ウィスキー
吐くほど飲んだのはいつぶりだろーか
翌朝の二日酔いは夜まで及んだ
最後介抱させちゃってごめんなぁ
タイワニーズカルチャー恐るべし
ちょっと楽しすぎたよ
日本また来た時はジャパニーズカルチャーを押し付けてやるから覚悟しろや
こんなに遊ばせてくれたのに1ドルも受け取ってもらえず
台湾滞在18日間300USドルでお釣りが来るなんて思いもよらなかった
みんな、心の底からありがとう!!!
また会う日まで元気でな!!!
44ヶ国目 中国~地球散歩~
中華中華中華中華ーーー!
中国はほんともうこれに尽きる
もともと"白いご飯に合う濃いおかず"ってゆうのがすごい好きでそれって要するに中華なわけで
やー幸せ
でもチンケな路上販売とか安いだけの屋台とかは当たりハズレがねぇーー意外にも。なんでもうめーに決まってんだろのノリでいったからちょっと残念
ラオスから入って、景洪、昆明、桂林(陽朔)、広州、香港と移動してきて思ったけど中国でけぇわ。移動距離えぐい10日間は足りんかったな。まーシーズンじゃないし寒かったからいいんだけどね
しかしまぁ見た目でわかる外人旅行者には本当全然会わなかったな。言葉も通じない他の旅行者もいない己のみ!って感じ懐かしくておもしろかった。ちょいちょい苦労したけど
中国入ってみて最初は本当いい意味で裏切られた
道路も街もめっちゃキレイで
景洪では街中にヤシの木なんて植えちゃって
道端でどんなゲームだじじいども
まーー声はでかくてまーーけたたましいし、おっさんは四六時中カーッ!ペッ‼︎ってタン吐き散らしてるけど
中国語がこちらに伝わらないなりに懸命に伝えようとしてくれるし親身になって色々教えてくれる
麻婆豆腐食べてたら激辛スパイスかけてくるおばさんとか。いつも持ち歩いてんだねぇ
早口で声でけーから今キレてんのかなと思ってたらニカっと笑ったり
中国人、出会う人出会う人千差万別、おもしろい
イラっとさせてくることももちろんあるけどね
あとキャッシュレスが進んでて便利だね
小さな食堂でもバーコードが貼られててスキャンするだけで決済完了!みたいな
そんななか、
昆明てビッグシティでは全てにおいてやる事なす事うまくいかなくてねー
朝着いて宿見つからなくてあきらめてアップルストア行って何も解決しなくてSIMカード買いに走って結局それ意味なくて母さんのLINEアカウントぶっ壊して挙げ句の果てには買った肉まんの中身が何も入ってなくて
つらかったなーあの日は
やけくそになってその日のうちに桂林に移動しちゃった
昆明や広州のような大都市で安さ優先で宿探すとねーマンションやアパートの一室とかの場合があんのよね。看板も無しに。わかるかい、と
とは逆に景洪や桂林の宿は300円代なのにオートロックやら超キレイだし
一番驚いたのは陽朔の宿のベッドに電気カーペットが敷かれてたこと!あれは感動した。過去最高のコスパだと思うなー
そんな陽朔では中国で英語の先生をやってるイギリス人クリスと寒さに震えながらバイクを走らせ落ちてるオレンジ食べながら山を登り酒を飲みながらコイを食べ
壮大な中国の自然
古き良き街並み
そしてその後広州で
タオル×2
シャツ×1
くつ下×2
パンツ×1
を失う
いやヒドいんだよ前日屋上に干しといてアウト日朝9時ごろ行ったら鍵かかってて屋上出れなくてさ
スタッフどこにもいないし電話しても出ないし
電車予約してたから諦めて出たらレセプションは10時なんだ~みたいにのちのち連絡きて
んーじゃそりゃ‼︎
まーこっちもアウト時払うはずの800円払ってないんだけどね。痛み分けかコレは
中国出国スタンプもらってラストは香港
相変わらずメシうまいけど都会!高い!貧乏旅行者の来るとこじゃない!安宿2,000円むり!
"香港 野宿"で調べたらいるわやっぱ同じこと考えたやつ
せっかくだしの100万ドルの夜景とやらを見た後、24時間空いてるショッピングモールが快適らしく行ってみたら深夜1時半で締め出されマック難民
なんだここは息が詰まりそうだ
ビーサンで歩くやつ他にいないのか
ちょくちょく集団で歩道橋に座るヒジャブをまとった女たちや、大きなスペースにダンボールで陣を取る東南アジア系の女たちを見かけた
中国には難民を様々受け入れてきた背景があるが
家賃が死ぬほど高いからホームレスとなってるその人たちなのか
ただ出稼ぎに来たはいいものの稼ぐ流れをつかめず苦戦している人たちなのか
マーケットの準備には見えなかった
煌びやかな夜景キャンキャンな香港の影の部分なのかな
とか振り返りながら今日は空港泊
たまに思うんだ30歳でやることか?ってね
あーこれ投稿した後に(あんな事もあったな書けばよかったー)ってなるパターンだ
まぁいいや
書き殴り中国日記おしまい
43ヶ国目 ラオス~地球散歩~
雨が降り息が白くなるベトナム、ハノイから逃げるように、31日の夜、ラオスに滑り込み入国
カウントダウン数時間前に、りなと再会する
エチオピアで出会ったこの子、年末年始の休暇でミャンマーを訪れ、ミャンマー年越し洗礼パンチを浴び続け意気消沈するも、もうラオス来ちゃえっつってラオス来ちゃうツワモノ。
小さな会場のステージの生ライブを横目に、炭火で炙られたスルメでビールをちびちび
控えめなスクリーンに映し出される10カウントダウンにおれらは目を見合わせた
2人のiPhoneの時刻は23:56
あれ?
これまた控えめな花火がどんどーーん
ハッピーニューイヤー!
ま、いいか
そんなワカチコワカチコな年越し
ラオスってのはさー本当聞いてた通りで
自然豊かでメシも旨くて人ものんびーりしてて
いいとこだねー
このルアンパバーンて街、しっかり観光地化されてオシャレーなカフェとかレストランがたくさんあって。ちょっと郊外に目を向ければどこもかしこも民家でホームパーティー。昼からビールやら飲んでカラオケ大会は正月だからなのかいつもの事なのか。
のほほんのほほん楽しかったなー
2人でいるっていいね。特にメシはいろーんなの手当たり次第試していける。
好きな具材をカゴに集めてそれで鍋にしてくれるやーつ。これが一番感動したな
りなが日本に戻ってガタガタぼっこぼこの山道を7時間かけ到着したバンビエン。
太陽ー!晴れー!30℃ー!
これだよこれこれこれー!待ってましたー!
タムチャン&ネイチャンの天真爛漫コンビと自転車で川へ滝へ洞窟へ
気持ちいいーー
アメリカンと
洞窟にある祠でおみくじを引いてみる
宿の人に聞いてみたら、拙い英語でひとこと
「good」
なんだか良さそうだ
田舎道に学校発見、敷地内で飲み物飲めそうな一角があったので入ってみる
3人でヤシの実を飲んでると、おばちゃん達が「まー食いねぇ!」と言わんばかりに(たぶん言った)おいしさ満点のヌードルを食べさせてくれた
しかも何回もおかわりさせてもらって
これ絶対子どもらに作ってたんでしょーよなんなのおばちゃん最強?優しすぎだよ
あーなにかの間違いで学生時代にラオス語マスターしてあったらよかったのに
去り際に校門から出ようとしたら教室からたくさん子どもたちが興味半分不安半分の顔でこっちを見てきた
手を振り終えてもじーっと様子を伺う子たち
わんばく系男子がじりじり距離を詰めようとしてきてる
先にシビレを切らしたのはこっち
子どもたちに向かって走り出す
叫びながら逃げる元気ハツラツ育ち盛り
そっからはもうお祭り騒ぎ
味をしめて何度もハイタッチを繰り返すお調子者
握手ダマシを仕掛けてくるわんぱく小僧
それを見ながらもじもじしてる女の子
輪の外にいる俯きがきな少年
こちらに興味なさそうにぼーっとしてる小太り
みんなでっかくなれい!
タムチャンが一足先に去ったその日の夜、ギターを背負ったネイチャンと街歩き
川だって滝だって山奥でのキャンプだってほぼ裸で楽しめちゃう生粋のナチュラリスト。自然をこよなく愛するネイチャーガール。
今まで聞いたことのないような、新鮮で刺激的な話をいろいろしてくれた
誰もいない川辺に座って聴く彼女のギターと唄声は、なんていうかとても透き通っていてやさしくて
ポツリポツリと夜空に浮かぶランタンと相まったその雰囲気は神秘的に感じた
ぜいたくなひと時
そして携帯がなくなった
もうわけがわからない
ネイチャンと合流してケータイをバックに確実にしまって散歩して川辺で座って帰っただけの3時間でなんで失くなるの
深夜も明け方も考えうるすべての場所をひたすら探した
皮肉にもその時の朝焼けが恐ろしく綺麗で
でも次の日もその次の日も
結局見つからなかった
タイで一度落とした危なかった事があったばっかなのに
父さんから旅慣れた今改めて気を引き締めてと言われたばっかなのに
なんで
どうして
惨め
哀れ
愚か
もう日本帰ろうかな
本気で考えた
こんなに穏やかで心地よい国でっていうのがより一層自暴自棄を加速させた
宿のスタッフ「何があったんだ?聞いたことない」
なんで
どうして
が止まらない
止めるには次の一歩を踏み出すしかなかった
まず2人オススメのレモングラスのサウナ行って
身体中の悪いもん流したろ思って
めちゃめちゃ気持ちよかった
新しく買うっきゃない
バンビエンで一度買ったが粗悪なため返品し、片道4時間かけて首都ビエンチャンまで買いに行った
失くしたものよりグレードの高いものを選んだ
そうしないと旅中ずっと失望が消えない気がしたから
いろいろと協力してくれた宿の人。迷って警察署の場所を聞いただけなのにバイクで送ってくれた人。何も言わずに新品の携帯にカバーとシールを貼って付けてなおかつバス停まで送ってくれた店員さん。
たとえ誰かが盗ったとしてもラオスを嫌いになんてならない
電池消耗死ぬほど早いし
残り20%でたまにシャットダウンするし
Wi-Fiたまに強制終了するし
16GBだし
そんなオンボロからようやく代えれたんだ!
それをメルカリで売ったとしてももっと安く新しいの買えたんだ!
カメラも良くなったしデジカメ買ったようなもんだ!
とかむりくりポジティブに考えてけ
これすら失ったらおれはもう宇宙にでも行くか
ルアンパバーンを経由しさらに北上ルアンナムターへそんな事をムダに考えながら1泊だけしにやってきた
とくにトレッキングやカヤックツアーにも参加せずただただ散歩。太陽がでてるだけでどうしてこんな気持ちいいんだろー
小さな集落のある民家で、まさに牛が丸焼きにされ、解体作業を目の当たりにした
よくわかんないけど、祭りでもイベントでもなんでもなくて、ただ長い間の役目を終えた牛を最後に親戚一同集まって食べるんだとか
文化だ
プチビーガンのネイチャンはこうゆうの見たらどう思うんだろうな
おれはそうだな、いただきますとごちそうさまを改めてきちんと言うようにしよう
かたちあるものいつかこわれる
いのちあるものいつかきえゆく
合掌
今年ももう少し、旅にお付き合いください
42ヶ国目 ベトナム~地球散歩~
ベトナム人の朝はコーヒーからはじまりフォーにつづく
思った以上に街がクリスマスクリスマスしてる。日本じゃ聞き慣れないまぁまぁオシャレなクリスマスソングがコンビニでも流れてて、サンタ帽やトナカイ角をかぶった店員がスーパーでレジしてる。
さほど興味もわかない忙しい街ホーチミン
バイクをレンタルして街のど真ん中を郊外の田舎を1日走ってみた。
バイクでごった返す光景は一見無秩序に見えるけどまぁまぁ皆さん互いを考慮しながら走ってるのが走っててわかる。無茶苦茶するヤツは全然いないのね
細かく枝分かれした川から成るメコンデルタ
これといって特に面白いイベントは発生しなかったけど、バイクごと乗せて渡る小さい舟や、風景はベトナムらしいものだったかな
なぞの催し
その夜、カウチで一緒にメシ食おうってベトナム人が現れたんだけどドタキャンされる
とっとと移動しよ
丸一日バスに揺られて着いた街、ホイアンでのクリスマス。
ホイアンの街並み
ランタンが綺麗で雑貨もかわいい
地元メシは安くておいしい
イブは宿のみんなでパーティー。
クリスマス当日はフランス人カールと男飲み。
仲良くなる欧米人ってドイツ人とフランス人が圧倒的に多いのはなんでだろ
なんか書くことが見つかんない
写真も全然撮ってない
あれれれーーー?
楽しいっちゃ楽しいんだけど
すげーテンション上がってるかっつーとそうでもない
なんなら何もない時に、昔の数々の過ちとかやけに思い出してブルーになったりするし
夜中にそんな事考えると全然眠れなくなって
んーおかしいなーガンジス川で過去を全部清算したはずなのに。どうやらたった1回の沐浴じゃ効果は薄いらしい
どーしたベトナム
いやどーしたおれ
旅のマンネリ?疲れ?いろんなとこ行きすぎて刺激足らず?飽きた?曇りばっかだから?
まいったな
また丸一日バスで寝ながら、ハノイの近く、ニンビンへ。南北に長いベトナムの縦断は一見しんどそうだけど、こんなバスだからそーでもない
チャリ借りてボート乗って世界遺産へ
一番ベトナムぽい景色に会えるかなーと期待してたとこは、たぶん今回で一番ベトナムぽい景色だった。
アルゼンチン人と手漕ぎボートでデスパシート
相変わらず天気悪いけどそのどんよりした雰囲気が折り重なる岩山のグラデーションとマッチして、なかなか渋く悪くない。水墨画のよう
時期を合わせると黄金の稲穂がビャーっと広がる素敵田園風景が見えるんだろうな
最後のハノイなんてまぁ完全に気持ち切れて
まぁまぁうまい焼き鳥食ったことくらいしか記憶にない
雨降るし寒いしなんなら息が白くなるほど
ベトナム全日程曇りか雨で
インドの雨季をずらしこれまでほとんど晴れ続きで快適にやってきたけど、さすがに全部が全部そううまくはいかないか
北部のトレッキングとか楽しみにしてたけど何もせず
自分の文章読み返しても死ぬほど内容つまらんな
そんなことも長く旅してたらあらーな
太陽は偉大だなぁ
常夏の島で生涯過ごすのが幸せなのかな
よいお年を。