10ヶ国目 ギリシャ~地球散歩~
ギリシャはアテネ。
ここはそう、芸術の街。どこを歩いても芸術に出会える。
昨今の経済事情は、時に人に美を追求させるのかもしれない。
住民誰しもがアーティストなのだ。
商店街、街角、ショッピングモールでさえ照明が落とされCLOSEDの看板がかかっている。「この日は日曜日だからどこもやってないよ」宿のおばちゃんは言う。
賑わっているのは観光客向けのおしゃれカフェ、レストラン、土産屋のみ。
ここで買うつもりだったgoproは買えなかった。パルテノン神殿も遠目に見ておしまい。
トルコのすぐ上のブルガリアに行くか。エジプトを目指しちゃうか。ヨルダンとかそっちを攻めるか。いろいろ迷った挙句、次の行き先はギリシャを選んだ。
ギリシャといえばカップル達がこぞって訪れる魅惑的な島々。サントリーニ島やミコノス島なんてこの8月真っ只中に行ったら、こんがり焼けた小麦色ダイナマイトセクシーレディをマッチョ彼氏にバレないように拝み放題にちがいない。拝んだ結果独りでいるのに耐えられなくなり帰国チケットを買うにちがいない。
しかしせっかく来たからには!
数ある選択肢のなかで選んだのはザキントス島。
ここに人の言葉をしゃべる"豚"がいるらしい。
アテネからバスとフェリーでおよそ6時間。
ハイシーズンハイコストスペシャルドミトリールームはどんなもんじゃいと、チェックインした先にあった部屋がこちら。
えぇ…。
受付のおねーちゃんに確認しに行く。
「ええアナタだけどそこでいいわよ」
ひとりでリラックスできるのはいいけどなんか複雑だ。
しかし困惑してる場合ではない。時刻はすでに16時。急いで乗り物レンタル屋に向かう。
「あなたの国際免許証じゃスクーターは借りれないわ」
じゃあしょうがねぇチャリで行くしかねぇ。シップレックビーチ(道のりおよそ30キロ)にチャリで行くのは遠すぎだよとお姉さんの助言を一蹴し勢いよく漕ぎ出す。
こちとら千葉から佐渡ヶ島までチャリで行った経験があるんだ日本男児をナメてもらっちゃあ困るぜお姉ちゃん!
漕ぎ出して30分、街を出てこれから山道に入るというところで引き返す。
………ムリ。
佐渡ヶ島へ行った1年半前から体力の衰えを痛感せざるを得なかった。
根性で辿り着いたとしても、帰り、日が落ちる、山道、死ぬ。
「ほら言ったじゃない遠すぎるって!」
苦笑するお姉さんに半額返金してもらい、おっ高い四輪バギーを借りるしかないかと思ってたけど違う店でスクーターふつうに貸してくれた。
山道をぶっ飛ばすこと1時間半。
シップレックビーチ改め
ナヴァイオビーチ。
ジブリ「紅の豚」の主人公ポルコが隠れ家にしているビーチのモデルになったとこ。
今までの人生で見たことない色してた。
ただめちゃくちゃキレイなだけじゃなくて、なんというか、神秘的だった。言葉に言い表せません。(語彙力がないだけ)いやー疲れふっとんだーー
ビーチに実際に行くにはおっ高いツアーで午前中に船に乗るしかないらしく、もう1泊しなくちゃいけないし、goproないし断念した。泳ぎたかったなぁぁ。崖から覗き込んでると本当にジャンプして飛び込みたくなる、そんな衝動に駆られる景色だった。
ポルコ(しゃべる豚)には会えなかった。きっとジーナ(しゃべる人間)とどっかでワインでも飲んでるんだろう。
辿り着いた達成感が気持ちよかった。
まわりは夏休みで来てる人が多いなか世界旅してまわってこんなとこにも来ちゃうんだぜって高揚感がでかかった。
翌朝スクーターでホテル近くの海に出かけ優雅な朝食(ポテチ)をとり、ギリシャ第3の都市パトラへ。
なんで日曜じゃないのにこんな店閉まってんの!?
アテネと変わらず観光客向けの場所は開いてるし店員さんの愛想もいいけど、駅の人とか超無愛想だし次のアルバニア行きのバスのチケット買うオフィスに至っては、営業してるのに店員どっか行っちゃってるらしく全然戻ってこない始末。
街全体が薄暗く、活気がないように見える。
オフシーズンで観光客がいなくなったらどんなかんじになるんだろう。
安宿も全然ないから次行っちゃいたいけどチケット買えないし。やっとgopro売ってるとこ見つけたと思ったらめちゃ高いし。(トルコでのぼったくり野郎アリムラスがギリシャのほうが安く買えるって言ってたのにあの野郎‼︎)
ギリシャはなんか島以外はあんま好きじゃないなー。もっと頑張んなよ働きなよ‼︎と思うのは日本人特有の性からか。(そもそも人のこと言えませんでした)
早く出たいししゃーない。アルバニアとか全くもってよくわからん国行ってみたかったけど。行き先を変えるか。
ヨーロッパ編、一寸先は闇!
9ヶ国目 トルコ~地球散歩~
フェリーでカスピ海を越えてから電卓を出す機会がなくなった。それまでのモンゴルや中央アジアでは「いくら?」を現地語で伝え、でも数字がわからないからポケットからサッと電卓を取り出して打ってもらう方法をとってた。他の旅行者はもっとうまい方法をとってたのかもわからないけど、それが自分にとって最善だと思ってた。iPhoneの電卓を毎回出すの面倒だったからね。でももう、モノ売る人たちのほとんどはロシア語ではなく、数字ぐらいの英語は浸透している。
そして天気。同じくカスピ海を越える前は快晴じゃない日なんてなかった程だったのに、たまーに雨が降る日もチラホラ出てきた。これからは天気も考えて行動しなきゃなのかー。まぁでも晴れ男だから大丈夫かー。そんなところでも地球を移動してんだなって感じる。
9ヶ国目トルコ
ひとつ目の街、トラブゾン。いかにもトラブルが起きそうな街でしょ。
カウチサーフィンでナイジェリア人の家に転がり込み、街へ繰り出す。ナイジェのモハメドはその日は仕事で帰りが24時だから、玄関の鍵を玄関前のとこに置いとくから勝手に入ってくれと。ありがたやお世話になります。
17時ごろ一旦家に戻ろうとして鍵を見つけ鍵穴に差し込む。
開かない。鍵が回りきらない。
押しても引いても力込めてもどうあがいても開かない。
かろうじて家の中から漏れてるWi-Fiにつなぎモハメドにメッセージを送る。
「玄関が開かないよ!鍵が回らないんだ」
モハメド「Wow haha......Funnyyy man」
完全に軽視しておる…
諦めて24時まで外でやり過ごそうと一度また外に出るも体力切れで2時間でまた戻りまた試みるも開かない。ふとアパートのお隣さんのインターホンが目に留まる。感じのいい男が出てきたものの彼もまたどうやっても開けられない。
「もしOKなら、家主が戻るまでキミの家にお邪魔できないかい……?」
少し彼は戸惑っていたがタイミングよく彼の母親や子供たちが帰ってきて、お母さんがあがんなさいあがんなさい!と歓迎してくれた。
彼はプラカくん。とにかく笑顔を絶やさない超優しいマン。お腹空いてないかい?コーラがいい?チャイがいい?ブドウあるよ!お菓子どうぞ!眠かったらここに横になっていいよ!日本のアニメが好きなんだ!わずかな英語と身振り手振りだけどおもてなしの気持ちが溢れんばかりに伝わってきた。
お母さん含めプラカくんや家族みんなとっても優しい楽しい人たちに本当に救われた。
結局25時ごろモハメドは帰ってきて別れ際にプラカくん手作りのブレスレットをくれた。
赤黄緑じゃないやつ
ただ玄関が開かなくて立ち往生してただけの見知らぬ人になんでそこまで!大切につけるね!玄関ぶっ壊れててよかったよ!プラカくん宅に泊まりたかったよもはや!
結局ハナで笑ってたモハメドでも開けられず、プラカくん宅から窓を伝い中に入り中からこじ開けてた。
翌日隣りのインターホンを押してみたけどプラカくんは残念ながら外出中。お母さんにありがとうを伝え、港町ならではの久々のよくわからん魚を食らいトラブゾンをあとにする。
ふたつ目の街、ギョレメ。いかにもギョッと大目玉食らいそうでしょ。
ここでもカウチサーフィンを使い、ホストの人ととなり町ウチサルのカフェで待ち合わせる、も3時間たっても来ない。連絡も返ってこない。もうええわ。諦めてひとまずギョレメまで向かいたいも交通手段が見つからずヒッチハイクを敢行。
30分後ひとりのおっさんが停まってくれたしその晩はそのおっさん宅に泊まった。
とまぁむちゃくちゃな展開なんだけど、セミさん(おっさん)はここらの伝統工芸品、キリム生地を使ったバッグなどを扱うビジネスマンでとにかく口を開けばビジネスの話しかしないアツイおっさんなのです。それゆえ街には至る所に彼の友人が店を構えたりしていて色んなところに顔を出してはチャイをごちそうしてくれた。
「トルコでは友人が来たらまずチャイを出すんだ。友人からはもちろん代金なんてとらないんだぜマイフレンド」
彼もまた厚いホスピタリティの持ち主である。
キリムカーペットの作業場にも行き、カーペットの洗浄作業を体験させてもらった。キルギスでもその地の伝統工芸の工程に触れたり、そうゆう縁があったりして。
他にもたまたまその日が月に一度の別の街のアンティーク市場の開催日で、セミさんの掘り出し物探しに付き合ったり、夜はまたまたたまたまやってたお祭りに行き屋台メシを共にした。
なんとまぁみなさん昨日今日出会ったばっかの人にそこまで尽くせるのだろうか。嬉しい限り。今はたくさんもらう側でいい。旅が終わって、尽くす側になろう。
セミさんに1日お世話になったあと、ギョレメのゲストハウスに移動する。ここギョレメを拠点としたエリアその名もカッパドキア。世界有数の気球に乗れる地。セミさんの紹介のアキコさんという方から早朝4時半集合気球ツアーを申し込んだ。
圧巻。気持ちよかった〜‼︎‼︎
気球のパワーすげぇし地球の迫力感じた。
同じ宿のまごさんとけんたろくん。
熱フーセンとガムフーセン
アキコさんもとってもいい人で、おすすめレストランや観光スポットのみならずトルコ在住者ならではのトルコ事情をいろいろ教えてくれたのが面白かったな。トルコ人は決して自分の国以外のものは口にしない、とか。時間ある時に何度も訪ねてはその度チャイやらなんやら迎えてくれてありがとうございました!
同じ宿のカナディアン、コールくんと岩石群でできたカッパドキアを縦横無尽に駆け巡る。
2人連結自転車で。白色のこの自転車をジェシカと名付け、時々笑ったり(意:サドルがキュルキュル鳴ること)不機嫌になる(意:チェーンが外れること)そんなジェシカを尻に敷いてコールくんとふざけあったのもいい思い出。カナダ行った時は会いたいもんだ。
ギョッと驚く光景に遭う気球と岩石の街ギョレメ。また訪れたい街。
3つ目の街、イスタンブール。いかにもスクランブルが起きそうな街でしょ。(ムリあったね)
ゲストハウスで朝メシを食ってたらあれあれ、まごさんけんたろくん。別の街を経て1日違いでイスタンブール来た2人と宿が重なったやーい。
2人とも世界一周旅行中。つまり自分と同じ。日本にいるときと変わらないくだらない話をするのが楽しい。当たり前だけど同じ場所でも違う経験をそれぞれしてるんだねぇ。自分が選ばなかった場所の話も興味深い。
この街でやりたかったこと
goproの修理または新品購入
黄熱病の予防接種
iPhoneケースの買い替え
結果この街でできなかったこと
goproの修理または新品購入
黄熱病の予防接種
iPhoneケースの買い替え
……………。
まずgopro修理屋を探し当て辿り着くも匙を投げられる。新品をショッピングモールで見つけるが2000リラ(≒62,000円)。もしかしてグランドバザールに行けば安くあるかもと向かい、電気街に辿り着きそこのある店で修理トライ&新品は1500リラで案内受ける。翌日、修理不可でした今日買うとしたら1800リラだよと。へぇ。おーきに。なんでやねん。二度と来んわ。
iPhoneケースはいいの見つからず。
そして予防接種を受けれるか試してみようと歩いていると1人の男に話しかけられる。その男アリムラス。トルコの首都アンカラに家庭をもち、イスタンブールに出張に来ては夜な夜な女遊びの限りを尽くす歩くバイアグラ。今宵はベリーダンスの席を予約してあるんだとターキッシュコーヒーをご馳走してくれながら話しは続く。病院のスタッフとはトルコ語で話し、翌日9時に来れば注射打てるよう話をまとめてくれた。
(この縁も面白いしベリーダンス見たいしそのくらいならちょっと奮発してもいいかな)
愉快な金持ちジェントルマンの誘いに気を緩ませながらタクシーに乗り着いた店は見た目ただのキャバクラ。2人の女が俺らそれぞれに付く。ビールとワインをちびちび飲みながらいつダンスが始まるのかと待っていたが全くその気配せず。何も特におもしろくもないので1時間ほどで切り上げる。でてきた伝票には3600リラ(≒12万円)の数字が記されていた。女達がガバガバ飲んでいたワインがバカ高くそれも全部計上されている。明らかな違法ボッタクリだ……アリムラスは割り勘にしようと言ってきた。1800リラの支払いを要求され、この場を打開する術も思い付かずクレジットカードを渡す。が、カード見るやいなや「これは使えないから現金で払え。今から一緒にATM行こう。友達の彼(アリムラス)も先にATMへ行った」と言われ店員ののおっさんとATMに向かう。
心臓は案外冷静に働いていた。
こんな法外な金額払う必要全くない。でもどうする。払いたくない。
日本人だよー旅してるんだー。そうなんだー支払い終わったらビール1杯おごるからねー。
と他愛のない話を淡々としながらATMについた。
ATMの目の前に立つ。後ろをそっと見る。おっさんは4,5m後ろで反対側を見ながらタバコを吸っていた。
自分でも驚いていた
気が付いたらすでに2歩目がATMの脇の小道の砂利を蹴っていた。
貴重品やらが入ったよれよれのトートバッグをくしゃくしゃに握りしめ全速力で走った。
走り始めてすぐ何かの敷地に侵入してしまい「オイッ‼︎‼︎」と敷地にいた人に怒鳴られる。
ヤバっと思ったが柵を飛び越え彼らの死角へ猛ダッシュする。
追いかけて来る姿はない。幹線道路沿いの小さな公園の遊具の影に隠れる。足はパンパン汗はダラダラ心臓はバクバクの状態で脳みそをフル回転させる。
(道へ出てタクシー捕まえるべきか近くの駅まで行っちゃうかここで数時間やり過ごすべきかいやなるべく早く遠くまで行くべきだ電車を使おう駅で待ち伏せしてたらどうする行くなら今だ)
走りながら脳内にプリズンブレイクが再生される。
なんとか駅に着くと改札内にトイレを見つけ個室にすかさず飛び込んだ。
ここで1時間もやり過ごせばバッタリ出くわすことはないだろう
息を頭を整える。
アリムラスには悪い事したな、おそらく彼が全額支払うことになっているだろう。となると店の人間ではなくアリムラスが激怒していて彼が俺を探しているにちがいない。ただ彼は出張できてて明日は会議やらで忙しいと言ってたからまぁ大丈夫だろう。ベリーダンスなんてないしキャバクラじゃねぇかあんなの。そういえばいつの間にかいなくなってたな。や、まてよなんで彼もATM行ったんだ?トルコ在住のトルコ人でカード3枚も持ってて使えないわけないじゃんか。もしかして…………グル?だとしたら彼だけじゃなく店の人間も探しに来る可能性あるじゃんか。っていうかグルだとしたら出張も会議も全部設定?観光客をあの店に誘導するのがあいつの生業?だとしたらマズイ。翌朝9時病院の件も電気街にカメラを預けてる話も宿のあるエリアも全部しゃべっちゃってる。えっあれ、もし全員グルだったら警察に届けられる?無銭飲食で逃げて罪に問われるのはむしろ俺?いや明らかにあいつらはアウトだから彼らも警察沙汰にはできないだろう。しかし可能性はゼロではない。警察も腐敗していて連携とってるかもしれない。宿に警察来たりして。国境で止められたりして……いやまさかな。
無事宿に戻る。
次の日の朝、他の人から別の日本人が同じ手口で同じ晩に40万円とられた話を聞き仰天。
ネット検索すると同様の被害話が出るわ出るわ。まったく気が付かなかった。
結局病院はあきらめたもののその次の日は普通に街を歩いて、とくに何も起きず無事出国もできたわけだけど、選んじゃいけない行動をしてしまったと痛感。逃げ切れて笑い話になったからまだいいものの、もし捕まってたら殴られ金をむしり取られるだけでは済まなかったかもしれない。家族や友人に迷惑や心配をかけることになってたかもしれない。軽率な判断をしたと猛省してます。
未だかつてないスクランブルな体験を胸に。
何事もなかったかのように、今日もイスラムの祈りの歌が大音量でイスタンブールに響き渡る。
8ヶ国目 ジョージア~地球散歩~
ジョージアねぇ、いいですよ。
ジョーーージア。オススメ。
ヨーロッパは遠いし高いからなかなか行けんなぁって人はぜひ。日本からのアクセスは知らんけど。
おしゃれな街並みあるし悪いヤツいないし。物価安いし。地下鉄やバスなんて1回20円よ。
プラムと凍ったペットボトルをくれるおばあは階段や坂道でこねくり回された路地を汗だくで探検してたら出会えます。
至るところにWi-Fiが行き届いてるし。700円くらいで車2,3時間乗れば壮大な大自然広がってるし。ここカズベキは本当に素敵でオススメ。
メシも安くてうまいし。グルジア料理ってやつ。でもけっこうどの料理にもパクチー的な香草をふんだんに使ってるから苦手な人はアレかも。克服に最高だと思います。あとワインの国ね。ワイン好きにはたまらないですよね。嫌いな人も克服に最高です。写真はビールだけど。
銭湯もあってさ。作りはお粗末なもんなんだけど。久々に湯船につかれるぜーってウキウキで行ったんですけどね。
お湯、熱すぎ。たぶん50度くらいあった。せっかく来たんだから一瞬だけテンションで浸かるぞ!ってやつ試みたけどひざ下までで完全に心折れました。案の定誰も入ってないし。その代わりちっちゃなサウナもあってサウナ堪能しました。サウナよかった。
あとやっぱり気になったのは世界の男たちのオトコ事情ね。どんなもんぶらさげとんじゃいと。1人群を抜いたおっさんがいました。いきなり脱いでプロペラの如く回しだす僕の友人のそれを遥かに凌駕していたもんですから、それはもう、あっぱれでした。
それと全身毛むくじゃらのカーペットジジイがおもむろに肩、脇、胸とムダ毛処理をし始めてね。姪っ子に「じいじ、汚い!」とでも言われたのかなぁと思いながら、一旦剃り始めちゃったけど終点はどこなんでしょうかとずっと見守ってました。結果、やっぱり前半分だけで終わってました。前スッキリ後ろモッサリだけどそれでいいのかな彼は。きっといいんだね。
そんなジョージア、ぜひご家族、友人、恋人などとお越しください。
ほんとにね、家族連れやカップルばっかでさ、街も山も本当に多くてさ、さすがにぼっちがヤんなっちゃったよ!会う人みんなとウマが合うわけじゃないしね。これからヨーロッパとか行って全部そんなんだったら果たして僕は楽しめるのでしょーかー⁉︎なんて思っちゃったり。でもカズベキ山の麓の宿でここではぼっち寂しいよねーって気持ちをフレンチ&イタリアンと共感できてよかった。
久々の海ーーー‼︎ 無条件にテンション上がる早速海パンになる!ダイブ!Gopro故障してる!
小さなキズから内部に水が進入した模様
うせやん……………
そんな良しも悪しも酔いも甘いも噛み締めて嗜んで味わって飲み込んで旅は続きます。
7ヶ国目 アゼルバイジャン~地球散歩~
貨物船でコーカサス上陸。
少し越えた海の向こう側は今までと全然違う風景が広がってた。
立ち並ぶ高層ビル。ユニークなモニュメント。おしゃれな店。おしゃれな通り。デパートにはブランド店。マック!スタバ!蛇口を浮かす少女!
気候も、そりゃ暑いっちゃ暑いんだけど、今までの攻撃的な日差しはなくなった。それに建物が高いし多いから日陰ができやすくて、日中も動きやすかった。
まるでヨーロッパのようなアゼルバイジャン。快適な反面、少し淋しくもなった。
海沿い素敵ポイントを歩く。
いろんな人がいて賑わってるが、なんでかガチムチ?系の男たちを多く見かける。
陽気な人が多い。
1人の男が急接近してきた。「ゲイ、好き?」
距離が近い気がする。
ここはそうゆう国なのか?
旧市街と呼ばれる、城壁で囲まれた観光スポット。
お土産屋や博物館を素通りして突き進むは入り組んだ路地、路地、路地!
どうして狭い路地はこうも好奇心を湧きたてられてしまうのでしょうか。入りたくなる衝動に駆られてしまうのでしょうか。
そしてその先にいたのは猫!猫!猫!
ほんとはアゼルバイジャンはVISAだけとって訪れるつもりはなかったんだけど、(トルクメニスタンに入るためにアゼルVISAが必要だった)何が楽しみってその先のジョージア!旅人たち曰く、物価安いメシうまい自然キレイで最高らしいからもうすでにわくわく。しながら歩いてたら、
突如アゼルボーイズが勝負をしかけてきた!
総評: 4.5
1得点1アシストと結果としてはまずまずだが、開始5分でバテてしまうのはいただけない。急遽ピッチに送り出されたとはいえ、強豪ひしめくヨーロッパに入る前に課題が浮き彫りになったと見れば収穫があったと言えるか。さらに言えばトレーニングシューズの購入を検討する必要がある、スニーカーか足が近いうちにぶっ壊れてしまう前に。
汗にまみれた服の乾かぬまま、いい景色の見えそうな高台へ向かう。
カップルや家族連れが多いなか、(男同士の組み合わせも多いのは気のせいか)ぼーっと眺める。さすがに綺麗な夜景スポットなんて1人で来ちゃったら寂しくなるねぇー
ふとセブのトップスを思い出す。
さーさっさと夜行でジョージア行くぞー
6ヶ国目 トルクメニスタン~地球散歩~
川畑ワールドサテライト
「次のニュースです。
夜21時ごろ路上で無謀にも野宿をしようとしていた一人の日本人男性が無事保護されました。彼はやや胃腸に痛みを抱えていたものの命に別状はなかったとのことです。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
7/28 15時 ウズベキスタン側の国境に到着。ウズベク国境〜トルクメ国境の間で野宿を覚悟しつつ、何時に閉鎖されるか不透明な事も計算に入れた狙い通りの到着時間だ。
行く先に立ち塞がる兵士全員にパスポートの提示を求められる。いつ「おまえのトルクメVISAは明日(7/29)じゃないか。これじゃあ出国させんぞ」と言われてもおかしくない。
おかしくない。
おかしくない。
スタンプ ポンッ「グッドラック」
いとも容易く出国ができてしまった。第一関門突破。
そして送迎バン(1ドル)に乗りトルクメ国境へ向かう。向かいながら車窓から野宿ポイントをリサーチしておく。なるほど、これは過酷な夜になりそうだ。グッドラックという一声はそういうことだな。ありがとよ。
行く先に立ち塞がる兵士全員にパスポートの提示を求められる。いつ「おまえのトルクメVISAは明日じゃないか。これじゃあ入国させんぞ」と言われてもおかしくない。
具体的な旅程を聞かれる。
どこに行くんだ?タクシーか?どこに泊まるんだ?そのあとは?
今日からか?
絶体絶命の質問にハッキリと「そうだ今日からだ」と答える。
いつ入国拒否されてもおかしくない。
おかしくない。
おかしくない。
スタンプ ポンッ「ウェルカム」
というわけであっさり入国できてしまったー!
中央アジア版北朝鮮と言われる異質な独裁国家。各国の人が口を揃えるVISA取得めんどくさ度S鬼門中の鬼門。会った旅人もウズベクのあらゆる宿の人も誰もが予想だにしなかった、29日INとあるVISAのページに28日付けのスタンプが押されるという結末。この計り知れないいったいなんなんだ感。わけわからなくておもしろすぎ。
じゃあ早速行こうじゃないか、中央アジアを周ることに決めた最大の目的地、"ダルヴァザ"へ。
乗り合いタクシーを捕まえ走ること2時間。ドライバーが途中で行き先と全く関係ない村に寄り道し、村人と話すをひたすら繰り返す。トルクメン語か何か知らんがなにしてんだ早く行けよと業を煮やし、一度タクシーを捨て降りる。歩き出してたら同じタクシーが追いかけてきて、わかったから乗れよと言わんばかり。もう一回乗って少し走るとメイン道路へ入るT字路が封鎖されていた。いろんな車が為す術なく停車していた。ドライバーは村人に抜け道とかを聞いてまわってたのだろうか。
ふざけんじゃねぇ俺は今日ダルヴァザへ行くんじゃい!
よく観察するとメイン道路のほうは車が少ーし走っていた。幸い警官らしき人影はない。再びタクシーを捨て、徒歩で封鎖ポイントを突破して前へ進む。時刻は18時。天候は晴れ。目的地までおよそ170キロ。20キロの荷物を背負ったサバイバルヒッチハイクゲームが始まった。
根拠のない自信。
なぜか導き出された勝算。
キレイな夕日。
合計3台の車に途中まで乗せてもらうも120キロ近く残し時刻は21時。
まぁ元々野宿する予定だったしぃ、と諦めかけたその時救世主タアナ君TOYOTAに乗って音楽ギャンギャンで現る。カンタンなメシを提供してくれて、寝床を探してくれつつ見つからないから最終的に自宅に招いてくれた最強に優しいマン。
ここでバスを待てばいいと、翌日そこまで送ってくれた。
そこに居合わせた少し英語話せるおばちゃんとバスをひたすら待って、乗車2時間後ようやくダルヴァザに到着。
見てくれよりまず酷暑対策
おばちゃん曰く祝日で3連休中らしく、それで道路が封鎖されたりしてるらしい。困ったら私に電話しなさいと電話番号をくれた。もしくは逆ナンだったのかな。
ダルヴァザは街でもなんでもなく、ただっぴろい荒野。1本だけ通ってる道路沿いのチャイハナ(茶屋)に腰と荷物を下ろした。そこを切り盛りしてる家族とだらだら過ごしながら夕暮れ時まで待ち、1時間半かけてひたすら東へコンパスを手元に歩く。
砂漠のようでもあり、歩きづらく日差しもまだ強く想像以上にしんどい。
途中でもはや直接舐めたキルギスで買ったハチミツにすごい助けられた。甘いもの大事。
そして夜を待つ。
人間がちょっと引っ搔いちゃったばっかりに膿がでちゃって炎症起こしちゃった言わば地球のニキビ。
通称「地獄の門」
40年燃え続ける圧倒的地球。
焚きつける熱風は鬼の吐息の如し。
燃えたぎる様相は怒れる悪魔の如し。
閻魔大王は門を抜けた奥深くにいるのだろう、会えなかったけど、圧巻でした。
本当に来てよかった。来れてよかった。
地獄の底に突き落としたいヤツがいる!!そんな方はぜひご一報ください。行き方を教えます。ニキビに効く軟膏やら何やらを持ってる人も、ぜひ塗ってあげに行ったってください。
そこでまたもやミキと出くわす。ピー助さんというツアーで来てた方にも会う。ミキとはウズベクで何回か偶然会った子でこんなとこでも会うとは会うとは。同じ目的地でもどんな自分と違うストーリーを経て来たかを聞くのはおもしろいね。
十分堪能したのち24時ごろからチャイハナへと今度は西へ歩き出す。コンパスは暗くて見えないから星を見ながら。北斗七星とあの大きい星のあいだへ!みたいな。GPSはたまにバグるし星のほうがアテになるしなにより星を頼りになんてステキやん?3回も流れ星見れるほどの大自然に囲まれて足取りは軽く。きっと疲労を忘れてた。
首都アシュガバードは白の大理石の建物尽くしでギネスに認定されているほどの、独裁国家ならではの特異な姿らしいのだが見向きもせず、ボランティアをしているという2人の英語堪能な学生に助けられ(ありがとう)夜行列車に乗ること12時間。港町へ行きそしていつ乗せてくれるかわからない貨物船に12時間待ち、出国手続きを経てカスピ海横断に意味不明の38時間。
5ヶ国目 ウズベキスタン~地球散歩~
VISAアンドVISA。
意を決して臨んだ中央アジア。いやあんま意は決してなかったんだけどその結果、このVISAとやらに翻弄された感が否めないカタチとなった。なんせ20日間!ウズベキスタンには滞在した。なげぇ!
申請するのに必要なものは国によってさまざま。旅程計画書やホテル予約確認書、前後の国のVISAカラーコピーや自分の証明写真。大使館の態度やゲットにかかる日数もさまざま。
ただ1番問題だったのはVISAってもんをちゃんと把握してなかったってとこ。
申請時には入国日と出国日を明記しないといけないんだけど、そのとおりに行動しなきゃいけないもんだと思ってた。でもちがうんだね。その期間内であればOKなのね。常識なのコレ?ウズベキスタン、トルクメニスタン、アゼルバイジャンと3ヶ国連続VISA必須の国が続くため、逆算に慎重を重ねた結果7月というステキな期間をほぼウズベキスタンに費やすことになった。
結果、最高だ。
いや、うそ。強がりました。これは準備不足でした。
でも楽しかったよウズベキスタン。
いろんな街に行けたし、いろんな旅人に会ったし、みんな優しいし。メシうまいし。
ひとりぼっちの時間ももちろんあるけど、前まであった寂しいとか孤独感とかはなくなってきたなぁ。慣れなのか気の持ちようの変化なのか。
あと思うのは、外国人と話す時に例えば今の旅のことや自分自身の事はもちろん、他にも自分の国についてとか色々話題が出るんだけど、みんなよく自分の国のこと知ってるなぁって思う。東京の人口は何人くらい?って聞かれて即答できる?わしゃできんかった!国民性とか教育とか政治とか、めちゃくちゃ深入った話はしてない(てかできない)けど、みんなそれぞれ少なからず自分の意見や考えをもってるっていう印象。
まーーー何を感じたかっつうと、俺はすげーバカなんだなー!!って!!笑
でも彼らより自分がもってるものもたくさんあると思う!
子どもと仲良くなるスピードとか。
フットサルコートを見つけたから練習に道場破りの如く飛び入り参加。ミニゲームして遊んでるとかじゃなくて普通にひとつのチームの練習に参加した。
川畑ダイジェストによる評価がこちら
総評: 5.5
はじめのうちは随所に的確なダイレクトパスを織り交ぜ、「やるな日本人」とウズベク人を驚かせていたが、日中の気温が40度を越すアウェーの過酷な環境に苦しみ、時間が経つにつれて足がもつれ始めミスが増えた。しかしわずかなウズベク語を駆使してチームの輪に溶け込み、練習後には"ベストフレンド"と言わせるスピード感は今後の明るい材料と言えるだろう。
言葉が全くわからない新しい環境。スペインの柴崎とかメキシコの本田とか少なからずこんな感じなんだろうなーと思った。でも言葉わかんなくても一緒に楽しめるサッカーってやっぱステキだな最高だー。これから世界各国にて強化遠征を行い、W杯に向けてコンディションを上げていきたい。
この国では旅行者はいつはどこに泊まったって滞在記録が必須で滞在証明書なるものをそれぞれの宿でもらわなくちゃならないらしい。だから俗に言う民泊的なのは難しいんだけど、この滞在証明書の改ざんを試みた。ボールペンで書いてある出発日の"1"を"4"に!できた!これによって3日間どこに泊まろうが自由になり、カウチサーフィンで招待してくれた人んちにタダで転がりこんだ。
彼はザファ。ウズベクの教育システムをより良いものにすべく日々奮闘するビジネスマン。と同時に女の尻追っかけ好きおふざけ大好きマン。仕事してない時のへらへらしてる感じの波長がめっちゃ合って喋ってるだけで楽しかった。いろんなとこ連れてってくれるめっちゃいいヤツ。仕事場にもお邪魔して一緒にアポイントメント先の大学に行ったりも。
そして偶然にも彼の友人の結婚式があってもちろんしっかりお祝いしてきた。参列者全員の前でスピーチかました。そしてウォッカをみんなで飲みまくり案の定一部の記憶を失った。ザファは吐いたらしい。(覚えてない)深夜警察に2人とも職質されたらしい。(覚えてない)ザファ翌朝の仕事放棄。2人してハングオーバー。とってもとってもクレイジーなハッピーな夜だった。
パスポートとか何も失ってないけど絶対いつかどっかでやらかすだろうな。いつ死んでもいいように後悔しないように全力で楽しもう。
なんてね。絶対死なん!生きてかえーる!
ウォッカを胃に溜めたまま奇跡の早朝起床を果たし、気持ち悪さMAXのなかようやく次の国、トルクメニスタンのVISAを手に入れた。しかし全く安心できない事情がひとつ。
ウズベキスタンのVISAが7/28まで。トルクメニスタンのVISAが7/29から。ようするに7/28のうちにウズベクを出なきゃいけないけど、7/29にならないとトルクメに入れない。
国境と国境のあいだ(車で移動するくらい離れてる)で日付けが変わるまでやり過ごすしかない。
そこってどこの国の土地なんだ?どこの国のものでもない?ってことはただの地球?じゃあ誰も俺を咎められなくねえか。明日は前代未聞の国境アホ突破。どうなることやら。
4ヶ国目 カザフスタン~地球散歩~
ここはついこないだまでとちょっと違う。キルギスも暑かったけどもっと暑い。陽射しがなんというか攻撃的。
出国審査と入国審査をやり過ごし陸路で国境越えをした後、大きい街シムケントの大きめのバスターミナルからゲストハウスへ向かう時刻は17時。タクシーの客引き野郎は値切っても800テンゲ(≒280円)。高ぇーよバカヤロウ。タクシーに比べトラムやバス、マルシュ(ミニバン)がめちゃくちゃ安いことはキルギスで感じていた。きっと公共の乗り物は元社会主義的な背景でアレなんだろう。客引き野郎を一蹴した後、近くにたまたま停まった市バスに乗り込む。
ほらな、70テンゲじゃねぇかやったぜ。最初の方角が合ってるというだけで乗り込む攻撃的スタイル。割といい具合に進んでいたが、宿まで3分の2ほど距離を残してあらぬ方向へ曲がりやがったので降り、そこから歩いて目的地を目指す。強烈な陽射しが容赦ないこの国とは点の取り合いを挑む。
サングラスかけろよって?
セブでふざけて買ったやつかけてやったら完全にヤバイ人。
夜よーすけさん、宿に現る。同じだったんかーーーい!
前日ビシュケクでちゃんと同じ8時半にバスターミナルで待ってたらしい。なんで合流できんかったんやろかね〜〜
そんな再会を果たしたのによーちゃんは翌日ウズベク向かっちゃうって。予定変えんかいコンニャロ。まーまたちゃっかり再会するでしょう。まだ寝てる彼にメッセージをひとつ残し、ひとり向かった先は世界遺産 "ホージャ・アフマド・ ヤサヴィー廟" 。なんじゃそりゃ。世界遺産てだけでちょっとワクワクしちゃうね。行く事決めたのも存在知ったのすら2日前とかなんだけどね。今さらだけど1ヶ国目のバイカル湖も世界遺産だったのね。
ぎゅうぎゅうマルシュに2時間缶詰め。こうゆう移動時間にブログ書いてます。
代表的な建造物やモニュメントを見て回り、モスクに寄ってみる。どこまで中に入っていいのかわからなかった。半袖や短パンはNGという絵が貼られている。するとおじさんに"中に入れ入れ"と手招きされ、宗教的な衣類を着せてくれた。
そしてそのおじさんの声に合わせ祈りを各自捧げた後、地下に進み、今度はみんなで一緒に礼拝儀式を行った。男性のみで15人くらい。不思議そうな表情を最初していたけど、嫌な顔ひとつ見せず、ひとりの日本人の無知な若者を自分たちの神聖な場での神聖な儀式に参加させてくれた。
立ったままアッラーの声に耳を傾けるようにしたあと、手を膝に乗せ、屈伸して正座の状態からおでこを床につける。それを何度も繰り返す。みんな同じ方向を向き、時に一列に並び、時折水をすくう仕草から顔を洗うように手を動かす。最後はみんなで握手しあう。
代表者の人が祈りを捧げる以外はしーんと静まり返ったその場は何とも表現しがたい不思議な空間だった。
ひとつひとつの動きの意味も喋ってる内容もなにひとつわからなかったけど、とても貴重な貴重な貴重な貴重な体験をさせてもらえた。もっと知りたい勉強したいと思った。ムスリムのムの字もわからない現状にちょっと後悔。そう考えるきっかけになっただけでもありがたいな。帰り際に英語が少し話せるアスハムに「ムスリムなのかい?」と聞かれ実は違うけど体験してみたかったんだと答えると、おっちゃんに何かを唱えられ「じゃあ今からおまえさんもムスリムだ!がっはっは!」と豪快に肩を叩かれた。
毎週日曜にああやっているのかい?とアスハムに聞くと、1日5回してるんだって!それにはびっくり!
世界にはいろいろな生き方がありいろいろな人がいるんだなぁと旅の中で日々感じています。
どこの国も子どもは無邪気だなぁ。
水かけられまくってびしょびしょになる。クソ暑い最中の思わぬ水浴びが最高に気持ちいい。
宿に戻るとよーすけさんから連絡が入ってた。
「宿に洗濯物干しっぱなしで置いてきちゃったんですよー…」
そーやってすぐ会う口実作るんだからいやらしいなーもー