47ヶ国目 ペルー前編~地球散歩~
空気の臭いがちがう
明け方4時の野犬の合唱
わけわからない朝の楽器の演奏
飛行機を乗り継ぎ乗り継ぎ乗り継ぎ
ペルー上陸
南米リベンジ始まる
初日の初っ端からペルー人にお世話になる
カウチでリマ滞在予定を告知していたら、35歳デイビッドが快く家に招いてくれた
見ず知らず同士の旅人と現地人との異文化交流、相手がどんな人なのか信頼できるのかを計る指標として、プロフィールや今までの実績、過去に交流があった人からのレビューが重要な要素となる。今までもよくそのへんを吟味してたけど今回のデイビッドは実績もレビューもゼロだった。つまり自分がカウチ交流第一号となる。
今思えば南米という場所柄ちょっとリスキーだったな。何事もなかったけど
リマの空港に着いたのが夜12時
朝まで空港でやり過ごして、バスで安上がりに市内に向かうと言ったらところ、空港まで迎えに行くよ!とデイビッド。
なんだよすげー優しいじゃねぇか!
最初はそう思ったんだけど、
空港~市内間の高いタクシー代に始まり、ビールやら都度のタクシー代やらとにかく多く金を払うはめに
タクシーは高いからバスで、と提案しても、時間かかるやら手間やらでどこ行くにしろタクシータクシー
うーんまぁ話してて別に悪いヤツじゃないんだけど
家に泊めさせてもらってるし
リマの海
ビーチではなく、サーフィン向き
ギネス認定の噴水
噴水公園の入り口で合流だったのに俺が見つかんなかったから帰っちゃったとか!うそぉぉん
うーんこいつ〜と思いながらも
招待してくれてありがとうデイビッド
リマのダウンタウンはヨーロッパさながら
まず驚いたのがメシの量
2~300円で大きなスープ付きの山盛り一品料理
このセビーチェ付き海鮮リゾットが絶品だったな
死ぬほど腹いっぱいんなったけど
ペルビアンセニョリータ達はデブのほうが多いってぐらいみんなどってりしてらっしゃる
毎食こんだけ食ってりゃそりゃでかなるわ
ワカチナという砂漠とオアシスの街でサンドバギー
まよ&みなみコンビと
まちがえたこれは豪快ペルビアン
砂漠は何回か行ったけどこうゆうアクティビティってはじめてだったからなかなかおもろかった
このへんからチラホラ日本人を見かけるようになる。大学生卒業旅行シーズンとかぶって参りました。自分の卒業旅行は男8人でバリ島だったなぁ。南米なんて選択肢は全くなかったよなぁ
死ぬほど楽しかったなバリ……
今や大半が結婚やら子持ちやら
それぞれが違う人生を歩んでいるのです
俺の人生最高だぜ
ハッ俺の人生も最高だぜ
つって乾杯したい5年後も10年後も
さらに南下
ナスカ行きのバスに乗り
道端で降ろしてもらい地上絵を地上のちょっとした高台から
その後ヒッチハイク試しにしてみたんだけど秒でファミリーが止まってくれた。やさしっ
期待してなかったというかあんまり興味なかったぶん、実際に色々な模様を見てみると結構ミステリアスでファンタジックでインクリーディブルな気持ちになりました(汲み取ってくれ)
これとかただカワイイじゃん!でもよくよく考えたらこれを岩肌の斜面に古代の人が描いたんだよなんじゃそりゃ!(汲み取ってくれ)
南下した後、今度はアンデス山脈を越えクスコへ
高山病にならない秘訣はたくさん食べてたくさん飲むことって、キリマンジャロ登った時に教えてもらったんだけどなるほど、辻褄があった
だから常に大量のメシ食ってんのか
んなわけないか
高山病なんてこのオレ様が!大丈夫だろーて思ってたらなぬ。心臓バクバク頭イタイ
階段の登らんといけない場所にある宿に戻るたびに心臓バクバク頭イタイ
富士山級に高いのねここ
インカトレイルとか色んなツアーがあって興味そそるものもあったんだけど、この後のボリビアの日程と相談しつつブラジル行くか行かないか悩みつつ
結局雨季だしなとか言いつつ(信じればサニーだろうがしっかりしろ)
結局とりあえずマチュピチュに弾丸で行った
もちろん最安コースでミニバン乗って電車乗らずに車線歩いてバス乗らずに山道登って帰りも歩いて
色んな人にマチュピチュの上まで自力で登るの死ぬほどキツイよって言われてきたから相当の覚悟で挑んだけど
なんてことなかった
屁でもねぇぜ
先の2日間のクスコ滞在のほうが辛いわ
高校友だちの佑に誘われて初めて走ったトレイルランでも登り道が一番得意だったもんなぁ
経験の賜物ってやつだ
マチュピチュの相棒はペルー人ミゲル
車線歩いてる時に同じペースだったからか仲良くなって、登りも下りも帰りも一緒に歩いた
仲良くっつっても彼はスペイン語オンリー
くそースペイン語ペラペラになりてぇぜ
宿一緒だったあかね&むつみも山頂で再会できた
あかねちゃんはピースボート乗船中
むつみさんは前に俺が新宿で働いてた職場の競合で働いてた経歴が
十人十色だねー
肝心の遺跡は、朝方は雨パラついて霧がかってたんだけど、まさに徐々に徐々に霧が晴れていきその姿を現した瞬間は
すげぇ
かっけぇ!
ってなった
こんな山の上にね
古人よ
なぜどうして一体誰が
おまえもわかんなくて首をかしげるよなぁウンウン
とまぁこんな感じで普通に観光地を巡るペルー旅前半終了
やっぱこう、もっとなんつーか
冒険感というかワクワク感というか動物感というか秘境感というか夏感というか海感というか
そういうのが欲しいぜ
そうそう、クスコで会った韓国の子の友達が2週間前にチリのサンティアゴで汚い水かけられてサブバッグごっそり盗られたんだってさ
1年前の俺と全く同じ!!
あいつら相変わらずよろしくやってんなー
はよくたばらんかい!
チチカカ湖を抜ける際に一番安いバスを選んだのが運の尽き
背後のじじいのイビキが強烈で耳栓も意味なしほとんど寝れず
途中で代えられたバスには席がなく
いやあったんだけどベイビーが寝てて
「ベイビーが寝てるじゃない」
いやベイビー分も金払ってんならわかるけどそうじゃねぇだろそりゃ気持ちわかるけどさすがに抱えて寝ろよ
「ベイビーが寝てるのよ」
いやだからわかるけどさベイビーから席取るのアレだけどさ
「ベイビー」
周りの助太刀も一切なく朝5時からの1時間席なし
その席で寝たんだ立派な大人に絶対なれよベイビー