39ヶ国目 ミャンマー~地球散歩~
ミニバスの青年やドライバーのおっさんの笑顔だけで、もう半信半疑でかかる必要もないんだなと思わされた、ほどの安心感!
空港からミニバス
客全員のそれぞれの宿の目の前まで4,000チャット(≒280円)で送ってくれる!
そっからは宿に迎えが来て次のバス乗り場まで乗っけてくれて次の街の宿まで直接連れてってくれる宿 to 宿!
600円の宿のクオリティが半端ない!丁寧な説明!みんなフレンドリー!バスタオルついてる!超キレイ!朝食までついてる!
ローカル食堂にて100円のヌードルに付け合わせのスープ!テーブルにあったかいお茶!!!
………インドで感覚麻痺したかな
いやでもおもてなし精神がスゴイ
街中でも向こうからはほとんど話しかけてこないけど、こっちからハローとかミンガラーバ! (こんにちは)って声かけるとみんなニコニコしてくれる。でも英語ぜんぜん喋れない人もかなり多くて、「話しかけられちゃった英語しゃべれないちょっと誰か助けて~」ってはにかんでまたニコニコする。
朗らか、純朴
そんな印象のミャンマーピーポー
もう好きだ
黄金の寺院、電飾で着飾られたブッダ
国が違えば宗教も変わるんだなぁとしみじみなる。しかしデコレーションがすごい。当人たちは真剣なんだろうけどどうしてもふざけてるようにも見えてしまう多種多様な表情
男性陣の多くがロンジー(スカートのような布)を履き、男女問わず多くの人がタナカと呼ばれる日焼け止めを塗っている
朝でも夜でも室内でも関係なし
雨季でも塗るんだろうか
しかしこいつ目つきわりーな
散歩してるとセパタクローボーイズに遭遇、迷わず参戦
竹を編んで作られたボールは綺麗な球になってて割と丈夫、裸足で蹴ってもそんなに痛くない
言葉なんて全く通じんけどどうやら相手チームが負けて、腕立てをやらされてた。罰ゲームは万国共通だね
喉を潤すべく暇してるバイクドライバーとウイスキーで乾杯。1杯驚きの20円。
インドもそうだったけど、欧米人が多くくるスポットはお洒落なカフェとかピザとかハンバーガー頼めるレストランとかが多くて、たいてい皆そうゆうとこにいて、汚い屋台に群がったりしてるのはあんま見たことない。長距離バスのメシ休憩とかもお菓子で済ませたり食べなかったり。毎食アジア飯は彼らにはツライもんがあんのかな
長距離バスなんてすごいんだよ全席に毛布まで付いて!その前に強めの冷房を調節しろよと。しかし宿とバスにめっちゃ気合い入ってるなほんと。まず観光業に力入れてるんです感。そんな国策が垣間見えてる気がしなくもない。
そしてひとつ思ったこと
英語が全然話せないのに話せないなりに頑張って話そうとしてる現地の人を冷ややかに嘲笑う感じの態度をとる一部の欧米人。嫌い
そっち側に立つのは英語できない者同士だからか自分と同じアジア人だからか
そしていつでもどこでも大自然スポットやトレッキング情報持ってる欧米人。ずるい(いいな)ロンリープラネットていいんだな
炒飯とヌードルを拠点に色々手を出していくスタイル。豚のホルモン串に焼き鳥、カレー、肉まん、野菜やバナナの揚げもの、ホットケーキみたいなスイーツまで。だいたい美味いけど油っこい仕上がりが多い。どのテーブルにも温かいお茶が常備されてるのはそうゆう事なんかな、と思ったり。
でも油っこいメシ多いくせにデブはほとんど見ない。やっぱりお茶が一役買ってるにちがいない
雰囲気とか人の感じとかどことなくインドに似てるなーインド料理屋もインド人もよく見るし口調とか時折流れるお経のような唄とか
若い子もしくは若く見える人が多くてみんな若くから働いてる
可愛らしい子も多いし
君かわいいってミャンマー語で言ってみるとみんな恥ずかしがるみんなシャイ
三十路ホヤホヤのおっさんが何やってんだかと冷静に考えれば気持ち悪いな冷静にならないようにしよう
初日から好きだなと感じたミャンマーピーポー、後半になるに従って意外や意外、嫌なとこが目につくようになる
それは煙草
男はよく口内が真っ赤になるキンマという噛み煙草をモゴモゴしてるヤツが多く、所構わず路上にカーッペっと吐血に似たタンを吐き出している、のは50歩譲っていいんだけどその煙草が、妙に臭い。至近距離で話されると赤黒い色が染み付いた汚い歯とモゴモゴ感、そして臭いとが……ほとんどみんなとてもいい人なんだけどねぇ
体内に摂取しすぎると良くないから吐き出すんだと。正確には煙草じゃないんだけどニコチン含まれてて、歯に着く赤黒いのは2,3年取れないらしい。
キッカケはインレー湖にて
湖をボートで周り伝統工芸や文化、暮らしに触れる超観光っぽいデイトリップをした時
伝統的な漁師がいるってことで、ほんならぜひともボートから自分でインドで買った釣り糸と針で釣りに挑戦してみたかったんよ
事前に釣りは可能か、ボートドライバーは英語話せるか、など聞いといたし釣りしたい旨をドライバーに伝えといてとも言っといた、のに結局釣りさせてもらえずドライバー英語わからず話通じず終いには帰りにボート壊れて修理に時間くって
ちょっと言ってたことと違うぞーっつって物申してた時の相手のボートオーナーから赤煙草ペッペッしながら醸しだしてた臭いがもう…
ありゃちょっとヤだね
行けると思ったミャンマー北部からタイへの入国経路は外国人不可だとその時知るし(でも後々そんなことはないと豪語する人にも会う)
出発する直前に次の日にその近くで祭りが始まるのを聞くし調べなさすぎて超定番観光地しか行けてないし
もちろんバガンの気球とパゴダと朝日の組み合わせは素敵だったしインレー湖の人々の水上での暮らしぶりは面白かったけど
パアンて田舎での登山で筋肉痛やばいし洞窟探検も良かったけど
修道院で修業中の若僧たち
やっぱ田舎や自然が好きだなー人も景色も、と思うからこそ
もっと秘境があったんだそれなのに
色々見逃した
それも旅なんだけどね
いや、デブほとんど見ないはさすがに言い過ぎた