31ヶ国目 ボツワナ~地球散歩~
全く予想だにしていなかったボツワナ。
なんだここは。アフリカかリゾート地かどっちだ。
チョベ国立公園沿いにはおしゃれコテージを構えた素敵ロッジが軒を連ね、懐ホクホクであろうツアーで来ているのであろうシニア世代の欧米人がわさわさ。もしくは南アフリカで車体上部にテント設営可能の超かっこいい系サファリジープをレンタルして周遊してきている欧米ファミリー。
おっさん貧乏バックパッカー2人も4つ星ロッジに宿泊!というかキャンプサイトに1,000円でボツワナで買った2,000円の鼻くそテントを張らせてもらう。
張って数時間後、どしゃ降り。鼻くそテントの浸水性は抜群で荷物もろともぐしょぐしょにまみれた。
数時間トイレで雨宿りののち、結局注意されることを恐れながらメイン施設内のレストランのソファで寝た。そんなせいちゃんの誕生日前日。
一番インパクトがあったのはゾウの屍だった早朝のドライブサファリ。異臭を放ち無惨な姿で横たわってるあの巨体は、自然界は想像より遥かに凄まじいと感じさせた。
4つ星レストランで食べたボツワナ名物?ラザニアはさすがの味
チキンタ!チキンタ!とゲスな笑いを繰り返すアホで愉快なロッジスタッフヤングボーイズ
我先に車を捕まえる現地人に負けないように必死に大雨の中走った執念のヒッチハイク
やっとの思いでたどり着いたロッジの目の前で繰り広げられる野生のゾウの飲み水争奪戦
焚き火にあたりながらビールを飲みながら眺めた宿の明かりで少しライトアップされたゾウは、特大迫力でシルエットがめちゃくちゃかっこよくてずっと見ていられた。満天の星空とゾウの神秘的な組み合わせがまた、忘れられない画のひとつ。
そんなせいちゃんの誕生日。
自分の時たくさんの人にありったけお祝いして一緒に過ごしてもらったから誰かの誕生日を祝えてよかった。おっさん2人だけど。
テントを張って、火を熾して、シェフせいじ主導で作るパスタにラーメンそしてカレー
プール入って日焼けして青空の下最高にうまいメシ食って
一日中ずーっとゾウを眺めたのは生涯初めて
犬と戯れて
キレイな鳥にテンション上がり
焚き火に突っ込む憐れな虫にくだらなく笑い
ドイツ人のロバート素敵ご夫妻に教えてもらったロッジで、ワニは見れなかったけどあの老夫婦は憧れるライフスタイル
どこもかしこも絵になるアフリカの太陽と自然
何かあっても自己責任のバス停
金持ちが来る国ボツワナで肩身の狭い思いもしたけど
相変わらず安定の優しさの人々は騙してくる感じが一切せず危険な目にも一切合わず
アフリカ感溢れる自然と動物はエチオピアやケニアにも負けず劣らず
テント泊にヒッチハイク中心の移動、野外メシ
冒険感!
むむ、新たなバディの体調がよろしくなさそうだ。
下痢と戦う彼と向かうはナミビアの首都ウイントフックへ