11ヶ国目 イタリア~地球散歩~
そうするといつかまたここローマに再訪できるらしいと、トレヴィの泉にコインを後ろ向きから投げたのが19歳の夏。
どうやらその言い伝えは本当だったらしい
本当はローマというかイタリア来る気なくて。
ギリシャからアルバニアにたまたますぐ行けずしゃーなしと海を渡ってイタリアに入り、すぐまた海を渡ってクロアチア入ろうとしたけど、丁度そのタイミングだけたまたまフェリーの運航スケジュールが自分と合わず。という具合。
なんだかローマに導かれた気さえする。
クロアチアのドブロブニクを見逃すのは惜しいけどなー
ってかそこもあれじゃん「紅の豚」の舞台の場所じゃん。ギリシャのビーチから引き続き追っかけるほどしゃべる豚の熱狂的ファンじゃねーやい。
ローマを歩くと大親友野郎たむと1ヶ月ヨーロッパを周った時の記憶が蘇り感慨深くなった。
当時はWi-Fiはおろかスマフォなんて無いしGPSなんて無いなか地球の歩き方1冊だけで周って……いろいろあったなぁー。
トレヴィの泉は行きたかったけどコロッセオとかサン・ピエトロ大聖堂とか真実の口とか行く気が起きず。思い出を上書きしたくなかったのかな。
その代わりある事に気付く。
ローマのホーム オリンピコスタジアムでやるじゃあーりませんか!!長友も見れるじゃあーりませんか!!
やっぱ現地人と盛り上がるためにはユニフォーム必須でしょ!最高品質の5Euroのシャツを身に纏いいざスタジアムへ。
1点リードで折り返した後半にインテルに3点取り返されボコボコにされるってゆうロマニスタにとっちゃ悪夢のような結果だったけども。臨場感、ライブ感、熱狂やら発狂やら、本場ヨーロッパで現地人とたくさん味わえて面白かった。長友ちっちゃかった。がんばってた。
一生忘れない、たむと周った時、最後の最後にマドリッドにてようやく買えた念願のサッカー観戦チケット、日付を勘違いして棒に振り天を仰いだこと。
書き連ねたらキリがないや
いつか必ずヨーロッパリベンジしよーぞ相棒!
ローマ3日目。カウチで出会ったポルトガル人ヴィトー。生粋のゲイであり、ヌーディストの彼はとにかくジェントルマンでホスピタリティに厚く、手作りパスタにビールにたくさんをもてなしてくれた。ヌーディズムな人に初めて会った。簡単に言えば基本全裸マン。ありのままの自由を愛するナチュラリスト。一晩彼の家に泊まって自分には男同士など断じて無理だと生理的に結論付けたけど、彼がそうなった経緯とか文化とか興味深かった。世界にはいろんな人がいるんだなぁ。
ローマに行く前にかわいらしい街に行ったよその名もアルベロベッロ。イタリア南部の街バーリから電車で1時間半ほど。
バーリで安くgoproを手に入れたから上機嫌で車窓からブドウ畑を眺める、の画。
とはいえ次またスられたり壊れたりしたらシャレにならんので本当に気をつけなければ。
とんがり屋根が特徴的な街並み。名前もいいよねアルベロベッロ。
イタリアは至る所でジェラートやら切り売り焼きたてピザが食べれてよいよい!