51ヶ国目 パナマ~地球散歩~
本来は行く予定なかったんだけどコロンビア-コスタリカ間で思うように安いフライトが見つからず
驚くほど興味が湧かない国パナマ
高層ビルがギャン立ち
首都パナマシティに2泊
PASMOのようなカード1枚でバスも電車も
大きい街にありがちだけど、ここの宿もボランティアと称した宿泊費免除で働いてるスタッフが何人もいた
彼らは強い結束力を持ちたいてい1日中宿にいて好き勝手やってる
ふつうの旅行者とやっぱちがう
仲良くなっても一緒にどっか行こうとかはならない
からなんかやりづらい
こんな都市に長居して一体何がしたいんだろうと価値観に疑問に思うのはムダだね
自分とはちがう、それだけ
太平洋とカリブ海をつなぐ事に成功した最重要貿易路
バカ高い運河通航料で潤ってるから他の観光産業とかべつに発展させなくていいやーってなってるのかな、と思った矢先にバスで知り合った運河ビジターセンターで働くおっさんに維持費がめちゃくちゃかかっててんだよって聞いた
へえ
やっぱり興味沸かないけどせっかくだし精神で
渋々20ドルを払い運河見学
色んな展示を見つつ運河の仕組みとか歴史とか予習しつつ船が実際に通るのを見たくて待つ
水門を閉じて水が抜いたりカサ増しさせたりして水位を合わせ船を運ぶ
なんで太平洋とカリブ海でそんなに水位がちがうん
水を抜くのはいいとして増やす時どれほどのエネルギーがどんくらいなんだろ
そんなこと考えてぼけーっとしてたら船来た
これっぽっちもだったけど
実際見たら心動いたや
人類の技術すげー
水路いっぱいいっぱいを通るバカでかい貨物船
いったい動かすのに何人必要なんだろう
なんかあれだ
サンダーバード思い出した(なんでや)
ギリギリまで来たら船に寄せた4台の専用車両が引っ張って運ぶんだって。その車両メイドインジャパンなんだって。誇らしいね日本のテクノロジー。
運河工事着工から完成まで果たしたアメリカ人も誇らしいと感じてるのかなぁ。アメリカ人ぽい老夫婦がいっぱいいた
社会科見学を終えたあとは旧市街をプラプラ
旧市街感はたまに古びた建物がある程度で彩り鮮やかなオシャレ観光地と化してた
そのまま海沿いを歩いて新市街の高層ビル群を眺めながら聴く音楽は
………まぁいいや
以上!
滞在日数3日!
パナマシティ以外にも見どころ探したけどイマイチ直感がハマらなかったからいいや
ここ最近米とパスタしか作って食ってないや
物価高いっつってその国の料理を食べないのもなんかあれだなぁ
かき氷売るおっさん
お隣の国へバモス!
50ヶ国目 コロンビア~地球散歩~
バスのおっさんが挨拶や注意事項を伝えた時、みんな挨拶返すし口揃えてありがとう言う
なんか行儀いいなぁ
そんなかんじ。
チャリンコライダーもよく見かける
サイクリングがポピュラーなのかな
でも道端睡眠野郎(ストリートスリーパー)もよく見かけるようになったしハッパの臭いとヤバめな目をしてるヤツも
生活水準グラフが上にも下にも伸びた
そんなかんじ。
イピアレスという国境付近の街近くのラスラハス協会をチラ見して
ペレイラという街に2泊
サレントというコーヒーファームの麓へ足をのばす
カラフルな街並みでバックパッカーも多い
ここからココラ渓谷へ
世界一高いヤシの木なんだってさ
これにもヤシの実成るのかな
落ちて頭に直撃したら即死だね
コーヒーももちろん
なるほどこれがコロンビアコーヒーね
深みが違うのよねぇフカミが
どこでも街中でコーヒーが80円くらいで気軽に飲めるのはいいねさすがコロンビア
イースター復活祭
南米にもあり、この1週間休日らしい
早速メデジンへ向かうバスが渋滞で3時間遅れる(イースターの悲劇)
相変わらず大きい街だと全くアドレナリンがでないなぁ
テンションあがらん
まーコロンビアっつったらやっぱね
調べたらい〜いタイミングであるじゃないすか
一番クレイジーな席っつったらやっぱゴール裏でしょ(22,000ペソ≒800円)
誰も一緒に行こう、みたいな人いないから独り参戦コロンビアでサッカー観戦
チョーコワイ。
ヤバめなヤツの巣窟でしょ絶対
もし負けてたら試合終了10分前には退散しようと決意。負けたハライセに見慣れぬアジア人にちょっかいかけるなんて容易に想像できる
アトレチコナシオナル(12位/20位)
vs
アウェイチーム(11位/20位)
勝てば順位が上がる中堅同士の対決
ところがどっこい
ガラパゴスで会った韓国の子ジウンから、その日にメデジンに着くと連絡があり
試しに誘ってみたらスタジアムでスポーツ観戦なんて人生で一回もないのに行くってまさかのYES
人生初のサッカー観戦がコロンビアてすげーな
なんとかジウンのチケットも買えて
そして試合は驚きの
4-0の快勝〜〜!!
最初雨も降ったけど!
心配してた事態にもならず!
全然危ない雰囲気は感じられず!
試合は最高に盛り上がり!
よかったよかった楽しかったーー
しかしまぁ
旅前半は、色んな国で公園とかグランドでサッカーしてるとこに乱入して
コトバわかんなくてもサッカーすればトモダチだぜーってやってたのに
今やってないな……
うーむやりたい気持ちはあるけどねぇ
あーそうだな
前半は靴が標準装備だったけど今は基本ビーサンてのがでかいな
いきなり参加チャンス遭遇してもできんしね
まぁいいや
ビーサン旅が好きだ
宿戻ってコロンビアビール(フカミがちがうんだぜ)で祝杯あげた次の日
ジウンと一緒にメデジン近くのラピエドラ・デルペニョールという岩の上からの景色が有名な場所とカラフルな街並みがフォトジェニックなグアタペに行くことに
それでは悲惨な様子をご覧ください
▪️宿を出てバスターミナル昼前着
大混雑、目的のチケット1時間半待ち(イースターの混乱)しかも倍額(イースターの嘲笑)
▪️出発
渋滞により+2.5hの4時間かかる(イースターの追撃)
▪️到着
20時発の夜行バス乗車予定のジウンこの時点で乗れなくなることを危惧し何もせずとんぼ返り(イースターの悪夢)
▪️ラピエドラ・デルペニョール観光
時間あんまない、人多すぎ、ビール臭い、だりい。景色ももうもはや普通。曇ってるし。人多すぎ。登頂10分滞在15分でうんざりする(イースターの悲観)
▪️グアタペまで3kmビーサンで走る
大混雑のここよりグアタペのバス乗りやすいと思いタクシーも捕まらん道を爆走(イースターの非情)
▪️グアタペ観光
バス頻発も激混み。19時半発のチケットが買えたのち街歩きを始めるも開始10分で雨が降り終了。そもそもすでに暗くカラフルな街並みなんぞお察しの通り(イースターの猛攻)
▪️メデジン到着
予約してた22時半のバスに10分遅れで乗り場に駆け込むもこんな時に限って定時出発済みで万事休す(イースターの無慈悲)
▪️バスターミナル泊
途方にくれてたら22時半発を翌朝7時半発に無償で振り替えてくれた。しかも警官が来て俺がいるから安心してここで眠れとわざわざGoogle翻訳で伝えてくれた(イエスの微笑み)
▪️翌朝首都ボゴタへ出発
▪️バス完全停止
快調に飛ばしていた矢先、坂道でエンジントラブル。1時間半待てど動かない(イースターの呪い)
▪️通りがかった別会社のバスに全乗客乗り込む。約780円別途請求(イースターの怨念)
壊れたバス会社が負担すべきだろと当たり前のように思ったけど、地元コロンビア人は何一つ文句言わず当たり前のようにスッと支払いを済ませて笑い飛ばしてたんだよね。嫌な顔したこっちのほうが恥ずかしくなったわ
▪️ボゴタ到着
ローカルバスだったため小さい町に寄りまくり+3hの計13時間かかる(イースターの悪戯)
▪️夜景スポットへ
せっかくだしと夜景を見に夕方ケーブルカー乗り場へ。この日イースター最終日ケーブルカー夕方までで運転終了夜景拝めず。(イースターのとどめ)
あーボテロ美術館は行けたよ
こんなの。この人の作品は全部でぶなの。これなら仮に太ってても「ボテロリスペクトしてるのさ!」って言えるからいいね。あと気になったのが皆んな同じ顔なんだよね。特に目。焦点あってないっていうかイッちゃってるっていうかクスリやっちゃってるっていうか。そんな猟奇的な絵画に見えてきたのはここがコロンビアだからなのでしょうかイースターに翻弄されっぱなしだったからなのでしょうか。
とまぁ、
GWを知らずに期間中遊びに来ちゃった訪日客もこんな思いしたりするのかねぇ
まったくなーーにがハッピーイースターじゃい
そんな
何もかも
ぶっ飛ばしてくれたのが
南米旅のラストを飾るにふさわしいのが
初日夕方着から安宿探しに苦労したけど
2日目はツアーで小さい島に2つ行って
3日目は西海岸攻めて
4日目は東海岸攻めて
最終日は西側の気になったとこ攻めて
足の先から頭のてっぺんまで海三昧
かつて海賊も訪れたとか
難破船や残骸もちらほら
島を取り囲む珊瑚礁は津波から島を守るだけでなく、過度な人の入島をも防いでいたらしい
ガラパゴスの海を遥かに凌ぐ透明度
海の綺麗さは自分史上1,2位を争うほど
直近のガラパゴスと比べるとそりゃあ生き物の数は少ないけど
ひとたび飛び込むと
青に誘われてより深くより遠く
このまま誰にも知られず帰ってこれなくなるんじゃないか
って怖いくらいに綺麗な海は
7色の海と言われてるらしいけど
どうやら誇張じゃなかった
難破船へも接近
映画「海猿」の冒頭シーンを思い出して、突如崩れて出れなくなるんじゃないかと少しビビりながら
ツアーで仲良くなったリリアナファミリー
たくさん良くしてくれて
翌日には余った食材をたくさんくれて
リリアナもメデジンのバス運転手もボゴタの宿でも、日本人と聞くと「ヨコイケンジ知ってるよ」と言ってくる。どうやらコロンビアで有名な人らしい。コロンビアと日本の文化や躾の違いについて興味ある人はYouTubeで
食材といったら
物価が高いから自炊する毎日だったんだけど
冷蔵庫からちょいちょい勝手にモノを使われたり無くなったり
3日目にサンダル壊れて新しいの買ったのに翌日シュノーケルした時海から上がったらサンダル盗られて無くなったり
仕方なく裸足でカード取りに宿戻って街行って買い直して
海がハンパない分そういうのが非常に残念だったなぁ
後味悪かったけど気分持ち直してからまた写真見直すとやっぱ最&高な海だったから!なんだろう、おーけー!(思い出補正)
お次は、パナマへ
空港にてパナマ出国チケットを見せろと尋ねられるも、ダミーチケット(買ったふり)でぬるりと通過!余裕だぜ!(内心ドキドキ)
バイバイ、南米大陸!
49ヶ国目 エクアドル~地球散歩~
ペルー国境のイミグレの机の隣の席の人がエクアドル国境のイミグレ職員だったのはちょっとおったまげましたけども
クエンカでmy枕をかかえる初の海外旅行中ブラジル人ルーカスと意気投合し
ルーカス含むメンズ4人で国立公園をトレッキング
俺ビーサン明らかな失策
早々に脱いで裸足で大地を肌で感じるスタイル
バニョスで2夜連続の温泉がたまらんくて
たもつ君と大迫力の滝までサイクリング
丘の上の空中ブランコはあいにくの曇り模様
クエンカから再会したチェコ人アレックスと楽勝バンジージャンプ
(高さ100mて聞いてたけど実際は橋から川までが100mでロープの長さは25mほどだったから別んとこで本当に怖いやつやらねばだ)
コトパクシて綺麗な山でエクアドルファミリーとわいわいがやがや
キトで髪切ったらもみあげシャキーンなって
赤道直下の記念公園で北と南の境目に立って
水の流れ方が逆になってあら不思議〜
などなどいろーんな事あったけど
それらを割愛せねばと思えてしまうほど
興奮したなぁ
ジャングル!
もちろんたった2,3日ですべてを見れるわけがない、そんなことは百も承知
そんな中たくさんの出会い驚き感動が凝縮された
濃い〜〜3日間だったなぁー
ピラニアやカイマンの生息する川沿いに建てられたロッジ
もう耳をすませなくても聞こえてくる、聞いたことのない奇怪な虫の音猿の声鳥の鳴き声
正真正銘のジャングル
昔好きだった生き物地球紀行やどうぶつ奇想天外!なんかで見てた、テレビの中の景色の中に自分がいる
そこを拠点に3日目の夜まで、朝昼夜で全く違う表情を見せるジャングルを、川をボートで陸を長靴でひたすら探検した
ガイドって本当にすごい。
ある程度どのへんに何が生息してるってのは知ってるんだろうけど、自然の中で動物を見つけるのは本当に難しいのに、なんでわかったのって毎回思わせるほど自然にうまく擬態し溶け込んだ彼らを見つけだし教えてくれる
時には何も見つからずいたずらに時間が過ぎることもあったけど、そんな時はジャングルの中で美味しい謎の実やカカオを食べさせてくれたり植物の説明をしてくれた
カカオ。甘酸っぱくてめちゃうま
当然楽しい反面、自然には厳しさもあり
熱帯雨林の名の如く、どしゃ降りに幾度となり
ボートで移動中突然蜂に襲われ、上唇を刺され激痛の直後ぽってり腫れるハプニングもあった(刺された時は思わずやっぱ「痛った‼︎‼︎」って日本語がでるもんだね)
出会いはなにも動物たちだけでなく、そこのロッジを訪れる人は総じて自然と動物が大好きという共通点をもち
なにかと一緒にいたドイツ美人ビクトリア
幾度となくスペイン語通訳をしてくれた優しいエクアドル美男子リッキー
ビール飲んで曲がかかるとサルサを教えてくれた陽気なチリ人コンビ
退職後、旅行しながら大自然広がる田舎で動物たちと暮らすアメリカ人老夫婦の話は、誰もが羨む自慢のような内容なのに全く嫌味に聞こえなかった
リスザルに黒い猿、細く伸びた高ーい木にしがみついているのはナマケモノ
数々の鳥たち
カエルにトカゲ、毒ヘビ
昆虫たち
闇夜に現れたカイマン
体長およそ2メートルの赤ちゃんアナコンダ
そしてタランチュラ
手に乗せる瞬間まで
グオェェアァアアって感じだったのに
乗せた途端ちょっとかわいく思えた自分には
ジャングルガイドの素質があるのかもしれない
大物を目の当たりにするようなラッキーパンチはなかったけど、野生のちびカイマン、赤ちゃんアナコンダ、タランチュラに遭遇できて終始アドレナリン出っぱなしの3日間でした
正直ジャングルを超える高揚感はないだろーと
タカをくくってたましたけども
世界にひとつだけの島ガラパゴス
1年4ヶ月ぶりのおじさんとゆくガラパゴス3島8日間の旅
2017年12月南アフリカ
ケープタウンの宿で知り合ったこの男
その後俺がアフリカから南米に飛び荷物を失い日本に帰国、半年オーストラリアにいたのちインド、アジアを周って南米にまた戻るまで
ずっと旅を続けてきた
アフリカ20ヶ国以上渡り歩いた猛者
一緒にテーブルマウンテンを登ったくらいしか思い出ないけど
さっちゃん元気かな
8日間最終日フライト前の朝まで
毎日歩いて泳いでメシ食って潜って
やったことと言ったらそんなもん
会ったヤツと言ったら
もう
最初サンタクルス島の海に行った
あれ……なんか濁ってる……?
海はこの透明度なのかーーガラパゴスー⁇
となったもんだ
フェリーでイザベラに移動した3日目
ビューポイントに向かう途中、道のど真ん中にヤツは現れた
おじさん2人で興奮
ガラパゴスゾウガメ
ごつごつした皮膚
荒い鼻息
どっしりとした一歩一歩
草を食らう時のばした首にでる皺
なんちゅう古代感
白亜紀からもう生きてんじゃねぇのか?
絶海の孤島で独自の進化を遂げた生き物
この場所がガラパゴスであることを一番感じた瞬間
古代感でいえば
ガラパゴスイグアナ(写真はウミイグアナ)
こいつもなかなかの迫力だった
見慣れるほどに島の至るところでのぺーっとしてる彼らだけど
手足を使わず尻尾でバランスとりつつ身体を左右に揺らしながら泳ぐ姿は
ハリウッド版ゴジラそのもの
めちゃくちゃかっこいい
そして島の代表格
ガラパゴスアシカ
砂浜で船乗り場でベンチで
どこだって彼らの寝床
愛くるしい表情がたまらない
もしあなたの方に彼らが歩いてきたら
あなたはどかなければならない
もしベンチで彼らが寝ていたら
あなたは立ってなければいけない
すべての生物から2mは距離を置いて
決して餌付けはおろか触ってはいけないガラパゴスの掟が
ヒトを恐れず無防備な可愛い寝顔を見せてくれるのだろう
子アシカがミルクをせがもうと母親に近づくも
母アシカはこっち来るなと威嚇し、もう一匹の子にだけミルクを与え
もらえなかった子アシカは切ない声を上げながら右往左往している、そんなシーンを見た
母親を間違えて迷子になってるのか、実の母親に見捨てられたのか知る術はないけど
一見アシカの楽園に見えても
毎日エサをもらえる水族館じゃない
ここは自然、彼らは野生の動物
命がけの毎日を送ってるにちがいない
だからこそ
ここの野生動物達とヒトとの距離感が本当すごいと改めて感じる
海で浮いてたらアシカが向こうからこちらに遊びにくるのが嬉しくて可愛くて
ガラパゴスペンギンも一度通り過ぎたと思ったら近くまでまた泳いできて
鳥だってなかなか逃げない
エイもウミガメもサメも逃げ、いや軽く逃げるか
追えばそりゃ逃げます
島内は物価が高いから
缶詰め、ラーメン、パスタ麺、米なんかを本土から持ち込んで毎日自炊
野菜や卵を現地調達し
しんごシェフ主導のもと
2度市場でよくわかんない鮮魚を買い
知識と経験がウリの3つ星シェフしんご
刺身に汁物、バター醤油
ごちそうさまでございます
サンクリストバル島の宿では懐いてくれたかわいいパゴスチルドレン(宿の子)にパスタ食べさせてあげたり
今まで15本くらい潜ってきたけど、経験回数が足りない理由でゴールデンロックというダイビングスポットでは潜れず
キッカーロックというスポットで7日目にして念願のガラパゴスダイビングに挑んだ
のだけど
ここで痛恨のイージーミス
とても澄んだ水深30m地点にて
うおーでけぇサメだ
…あれGoProが作動せん
GoProのハウジングケースを宿に置いてきてしまったーー
ここ毎日のシュノーケリングの勢いで来てしまったがためにダイビング写真も動画も何も残せんかった
2本潜って主に見れたのはサメ
近距離に現れたマンタ!(きーーっ‼︎)
アジのような魚の大群
そして遠目に一瞬ハンマーヘッドシャーク…
内容としては正直微妙な結果に終わった
一緒に潜った男女ペアが撮影に夢中で遅れをとったり酸素がすぐ無くなって潜水時間が限られてしまったり
そのへんの運もあるんだなぁーと実感
インストラクターの予備オクトパス(空気源)を使ってお互い身体寄せるやつ初めて見たなぁ
マンタは画に収めたかった!
ハンマーヘッドはおだと沖縄で潜る時までとっとくとしよう
やたら前歩きするカニ
鳥に執拗に襲われ退路を断たれ絶体絶命のちびヘビ
おまえは何の食い過ぎでピンクになったんだフラミンゴ
すぐそばを飛んでくれた喉の赤い雄のアメリカグンカンドリ
白雪姫の世界だけじゃなかった実在した毒リンゴ
急降下して海に突っ込むペリカン
夕暮れ時祭りに向けてダンスの練習をする地元の若い子たち
毎日誰かが主役になって楽しませてくれた
綺麗な海に囲まれた唯一無二のこの島に
10万円ほど支払った以上の価値が
俺にとってありました
山あり川ありジャングルあり海あり
ここは南米、エクアドル
またの名を
動物好きにはたまらないパラダイス
47ヶ国目 ペルー後編~地球散歩~
リマから南米大陸に上陸し、ボリビアまで南下したルートを引き返し、またリマに戻ってきた
同じルートを引き返すってのがすごくスキジャナイんだけども、致し方なし
ブラジルがでかすぎなんだよな
ペルーも大概だけど
バスに5時間乗って3時間乗って宿泊
バスに12時間乗って22時間乗って宿泊
我ながらアホだ
最安を選んだ結果だとはいえ
最安はヒッチハイクか
リマで2泊リラックスしたのち
またバスに10時間乗ってアマゾン川に沿う町、プカルパにやってきた
やっぱ南米来たんならアマゾン川に一発会っとかな
バス内で男が何やら大声で語り出した
バスに関する案内かと思ったけど他の乗客は関心なさそう。宗教関連でもない
何かと思ったら中国物産のセールスだった
1時間近くもセールストークしてたのか
どっかから買い付けてやってんだなぁ
色んな商売があるもんだ
カウチで募集すると4,5人から快くオファーがきたからそのうちの1人、ジャニナの家に3日間お世話になった。
バイクで街中を案内してくれたり、常に気遣ってくれたプカルパの母、ジャニナ。とってもいい人。
アマゾン川で採って岸にあげてすぐその場で売りに出す新鮮直売スタイル
これもスープにしたら美味いらしい(ほんとか)
ピラニアもいた
ジャニナは聞いてきた。アヤワスカはやらないの?シャーマンのところへ案内できるわよ
ははぁーーなるほどねそうゆうことか
どうりでたくさんカウチのオファーがくるわけだ
ざっくり言うとアヤワスカってのは幻覚剤の一種で、胃を空っぽにして飲んでシャーマンと呼ばれる祈祷師の唄を聴く。と、人によって嘔吐、幻覚、幻聴など様々な事が起きるんだとか。精神の浄化や病を癒すことを目的としてるらしい。
べつに違法のヤバいドラッグってわけじゃないよ
ジャニナの仕事は旅人を誘致して自分の知り合いのシャーマンにつなぐこと。まぁカウチを仕事に結びつけることはそんなに珍しいことでもない。だからたくさんオファーきたのね
今では多くの人がシャーマンを偽り、アヤワスカビジネスを悪用してるらしい。アヤワスカをやらない俺にジャニナが昨今の現状を色々話してくれた。
モロッコやオーストラリアでウィードとか吸った時とかそうだったけど、もともと薬モノが身体にハマらないし、スピリチュアルな世界が苦手というかどうもしっくりこない側の人間なんよね
身体を浄化するなら断食とか座禅とか岩盤浴通うほうがしっくりきそうだし
そもそもこの身はすでにガンジス川で清めたからオッケー!とか思って
まーーでもせっかくだし良いご縁があったら体感してみてもいいかなって思ったけど、こうもビジネスビジネスの実態を知ったら気が引けて。やらんかった
ここを訪れる旅人の9割はアヤワスカが目的と言っても過言じゃないなか、ジャニナは家に泊めても何のメリットもない俺を無下にせず良くしてくれた。ありがとうお母ちゃん。
郊外の村に行ったりプラプラしながら
ボートでプカルパに戻る時に釣りしたいんよなーって地元民と話してると、乗客を降ろしたあとでボート乗りのおいちゃんおばちゃん、マウリシオ夫妻が釣り連れてったる!と誘ってくれた
おばちゃんがいい感じの枝を大きいナイフで豪快に切り、おいちゃんがパンを濡らしてこねて餌をつくり、枝に糸をくくり付け、釣り竿完成準備完了
釣れたーー!ちっさ!
おいちゃん3匹
俺5匹で俺の勝ちーー
ピラニアは釣れんかった
この後晩メシにこの魚食うけどウチくる?
みたいなイベントを期待したけど、残念
今日は食べないっぽい
でも楽しかったー!ありがとう陽気なマウリシオ夫妻
ジャニナの家は結構ワイルドな造りで
猫3匹と犬1匹に囲まれた生活
深夜犬の鳴き声で目が覚めてふとライトで辺りを照らしたら、蚊帳の中にゴキブリが
ひょえー
アマゾンだしアレだけど君、蚊帳の中は反則でしょうよ
そんなプカルパを経て、フアヌコでバスを乗り継ぎアンデス山脈の麓の街ワラスへ
日帰りのトレッキングを2度ほど
いやーー気持ちよかったなー
綺麗!壮大!大自然!
1回目はツアー
この日のお供はメキシコ人のヴィト。なんかわからんけど、モノの感じ方とか行動とかペースとかバナナとリンゴとお菓子を持参してくるとことか、似通った部分が多くて勝手に親近感湧いてた
サッカー好きも一緒で、CLの話とか本田圭祐とかパチューカの話でも盛り上がったなー
サッカーネタは特に中南米では強いね
一方で次の日
自力で行けちゃうトレッキングポイントということで、ローカルバスでスタート地点まで
かなりキツくて辛かった
なんでかって
一人で来たけど誰かおるやろー思ってけど
ここがもう超マイナースポットなのかわからんけど最初から最後まで人っ子ひとりおらず
完全に孤独
おまけに何度も雨降るし
ただのメンタルトレーニングだった
頑張って辿り着いたラグーナ(標高4,500m)
あんま綺麗じゃないし
帰りは景色良かったから助かったけど
3,4日間のトレッキングツアーに参加したかったけどねー毎日雨降るしでやめちゃった。いや雨季でも結局楽しいに決まってるんだけどねー
ワラスの市場は結構刺激強めで
牛豚鶏ねずみなんでも丸ごと
閲覧注意かな?まぁいーや
日帰りツアーで仲良くなったペルー人のマカ
彼女にペルーでは普段ねずみ食べるの?って聞いたら
食べるけど私は嫌いって
クイって言うんだって
画像見せてもらった
ねずみってゆうかモルモットやんけ
食べて感想を聞かせるくだりになっちまったが為に、ワラス最終日、クイを喰らいに再び市場へ!その2階の食堂エリアへ!
奇しくもペルー滞在中で最も高いメシ!(500円)
ひえー
手が…
皮が固くてフォークも刺さんないからこの手を持ってかじりつく
味はチキンのようなカエルのような感じなんだけど、ちょっと伸びるというか弾力がある
美味しい気もするんだけど、かじりつく瞬間自分が犬猫になった気になるし、市場で解体されてるあの画がフラッシュバックする…
なかなかのカルチャーショックでした
マカは10歳の時にクイをペットとして飼ってたけど最終的に祖母に殺され家族で食べたんだって
ひょえー
そんなこんなでペルーおなかいっぱい!
予想外にも計1ヶ月くらい居てもうた
好きだなー楽しかったなー
ワラスからトルヒーヨを経てチクラヨで1泊挟んでエクアドルINかなー
は?チクラヨの宿どこも高ぇじゃねぇか
もうええわぶっ通しで3日間バス乗って行ったらぁ(あほ)
48ヶ国目 ボリビア~地球散歩~
これタネっぽいのあるけど全部食べれるの?
おばば「あとでケツからブッと出しゃあ大丈夫よワヒャヒャ」
ボリビア人の第一印象は悪くない
よくわかんないフルーツ
甘くておいしかった
(翌朝ケツからブッと出てたかは不明)
穏やかでのんびりしてまぁまぁ好き
湖で獲れたであろうマスを丸ごと揚げてもらった。揚げたてで塩が効いててうまい
パサパサ白米、野菜、茹でたジャガイモにメインをワンプレートにドカッと盛るスタイルはペルーと一緒
他の旅行者との接触を避けて
充分な休息をとって、ラパスへ
独特の街の作りに、後ろにそびえるキレイな雪山
本物の人間をさがせ
2日過ごしてオルロへ
クスコあたりから一緒にオルロに行く人見つかればいいなーって思ってたけど残念ながら見つからず。
なぜなら南米三大祭りのひとつ、オルロカーニバルがあるからだ!ひゃっほーう
そんだけでっかい祭りとあってやはり宿は前々から埋まっていき、カーニバルあるじゃん!と気付いた時には街全体満室状態
さらにチケットが必要らしいけど用意できず
そんな踏んだり蹴ったりだけど
朝イチのバスでラパスから乗り込み、夕方らへんのバスでウユニに抜けちまおうカーニバル突撃大作戦を決行
すんだけど、
公式サイト「カーニバルは2/23~3/3で、最も混むのが1,2,3/3です」
ボリビアンA「カーニバルは3/2,3だけだよ」
ボリビアンB「3/3だけだよ」
ボリビアンC「今日もやってるよ」
もうどれが本当かわかりゃしねぇ
来たる2/28
最も混む日は避ければなんとかなるだろう判断
バスオフィスにてチケットを買う時、
おばちゃん「カーニバル楽しんどいで!」
バスは激混みだろうなと思い朝6時半にターミナルに行くものの朝7時発に余裕で乗れる
しかも驚くほどガラガラ
今日ないのか……⁇
隣の席のおっさん「カーニバルいいね!」
よっしゃ
反対側のおばさん「2日後よ」
えぇ…
そんな小さな一喜一憂を繰り返しながらオルロ到着
オルロ人に聞くと百発百中3/2,3だよって返答がくる。そうかーと若干沈んでたら今日は今日でダンシングがあるんだと
カーニバルとダンシングてどう違うんだ
まぁとりあえず行ってみよう
それ行って今日中にウユニ行って2,3日間でウユニ塩湖満足しまくって3/3にまたオルロ来ればいいんだ
ラパスで時間つぶすよりもよっぽど効率的じゃん
しかもラパス-ウユニ間は直行バスよりもオルロ乗り継ぎで行ったほうが2,000円近く安いっていう
いいじゃんいいじゃん
夜行で通り過ぎるにはもったいないくらい壮大なパノマラビューだし
いいじゃんいいじゃん
そして中心地へミニバスで行ってみると
やってるーー!
カラダが無意識に跳ね上がるー!
やっほーーう!
観るだけで満足できるかー!
一緒に踊るー!
チケットないとどうのこうのなんて杞憂中の杞憂で
チケット買ってる場合じゃなかった
ひとたび踊り始めたら
旗を渡され
首飾りをかけられ
紙吹雪を浴びせられ
泡スプレーを吹きかけられ
演奏が一区切りしたら一緒に写真とってくれのお祭り騒ぎ
気持ちいいー!
挙げ句の果てに謎の弁当もくれて
なんじゃこりゃー!
楽しいーーー!
千差万別色鮮やかなチームが50以上ありそうな
そんぐらいの大行進が道という道を埋め尽くしてく
べつのとこでまた踊ってたらどうやらメインロードに入ったらしく
両側にチケット制と思しき観客席が並ぶ中央を踊り歩いた
観客席に目をやるたびに誰かしらと目が合い笑顔で手を振られ
いきなりのどこぞやのアジア人の乱入をみんなウェルカムで楽しんでくれた
南米ラテンのノリー!
とその時、突然ある派手な衣装のおっさんが目の前に現れ、仰々しいカメラマンが何人も彼を撮りだし、セキュリティスタッフにストップをかけられた
こっから先は悪ノリNGなのかな?と思って席に座って様子を見てたら(有料席)
そのおっさん、ボリビアの大統領でした(中央カラフル)
あぶねぇハイタッチするとこだった
伝統の笛を吹き、一緒に踊る大統領。たくさんの人が手を振り歓声をあげてて親しまれてるのがすごく伝わる
ええ光景や
そんなこんなであっという間にウユニ行きのバスの時間だ
3日後の本戦カーニバルが楽しみすぎて
ウユニ塩湖がちょっと霞む…
いやとてつもなく絶景のはずだ
とてつもない絶景だった
朝も昼も夕も夜も全部色がちがった
2日間で3回も足を運んだのに全く飽きなかった
日本人がたくさんいるなか、ゆり&あやって素敵ペアがこれまた良い子達で
ウクレレを塩湖で弾く姿はとてもよかった
写真も撮ってくれて
本当にありがとう
マチュピチュで会ったむっちゃんとも会えたし
アタカマ砂漠いってらっしゃい
ウユニでもカーニバルやってて
多種多様な衣装のチームが街を練り踊り、歌い、泡スプレーや水鉄砲、水風船で暴れ狂う
服やバッグを濡らされたからって怒るのはここではナンセンス
楽しんだもん勝ち
ウユニを満足し尽くして本チャンのオルロカーニバルに臨む!
が、ちょっとこないだとは違く、自由突入型じゃない
むしろほとんどの人が席で騒いでるなか突入したら逆にシラけそうな雰囲気
写真を撮るだけとって、眺めるだけにした
それでも派手で迫力満点のパレードは見応え抜群だったけどね
そんな息つく暇なく怒涛の1週間を過ごしたボリビア
密度濃いー濃厚ー
色んなもんが見れてよかった
って戻ってきたラパスでもカーニバルやっとる…
じじいと飲んで
ちょっと踊って
カーニバル塩湖塩湖カーニバル塩湖カーニバルカーニバル、という1週間
他のボリビアの秘境とか色々調べたけど
おなかいっぱいや
写真選びきれねぇ
動画もたくさん
余は満足じゃ!
47ヶ国目 ペルー前編~地球散歩~
空気の臭いがちがう
明け方4時の野犬の合唱
わけわからない朝の楽器の演奏
飛行機を乗り継ぎ乗り継ぎ乗り継ぎ
ペルー上陸
南米リベンジ始まる
初日の初っ端からペルー人にお世話になる
カウチでリマ滞在予定を告知していたら、35歳デイビッドが快く家に招いてくれた
見ず知らず同士の旅人と現地人との異文化交流、相手がどんな人なのか信頼できるのかを計る指標として、プロフィールや今までの実績、過去に交流があった人からのレビューが重要な要素となる。今までもよくそのへんを吟味してたけど今回のデイビッドは実績もレビューもゼロだった。つまり自分がカウチ交流第一号となる。
今思えば南米という場所柄ちょっとリスキーだったな。何事もなかったけど
リマの空港に着いたのが夜12時
朝まで空港でやり過ごして、バスで安上がりに市内に向かうと言ったらところ、空港まで迎えに行くよ!とデイビッド。
なんだよすげー優しいじゃねぇか!
最初はそう思ったんだけど、
空港~市内間の高いタクシー代に始まり、ビールやら都度のタクシー代やらとにかく多く金を払うはめに
タクシーは高いからバスで、と提案しても、時間かかるやら手間やらでどこ行くにしろタクシータクシー
うーんまぁ話してて別に悪いヤツじゃないんだけど
家に泊めさせてもらってるし
リマの海
ビーチではなく、サーフィン向き
ギネス認定の噴水
噴水公園の入り口で合流だったのに俺が見つかんなかったから帰っちゃったとか!うそぉぉん
うーんこいつ〜と思いながらも
招待してくれてありがとうデイビッド
リマのダウンタウンはヨーロッパさながら
まず驚いたのがメシの量
2~300円で大きなスープ付きの山盛り一品料理
このセビーチェ付き海鮮リゾットが絶品だったな
死ぬほど腹いっぱいんなったけど
ペルビアンセニョリータ達はデブのほうが多いってぐらいみんなどってりしてらっしゃる
毎食こんだけ食ってりゃそりゃでかなるわ
ワカチナという砂漠とオアシスの街でサンドバギー
まよ&みなみコンビと
まちがえたこれは豪快ペルビアン
砂漠は何回か行ったけどこうゆうアクティビティってはじめてだったからなかなかおもろかった
このへんからチラホラ日本人を見かけるようになる。大学生卒業旅行シーズンとかぶって参りました。自分の卒業旅行は男8人でバリ島だったなぁ。南米なんて選択肢は全くなかったよなぁ
死ぬほど楽しかったなバリ……
今や大半が結婚やら子持ちやら
それぞれが違う人生を歩んでいるのです
俺の人生最高だぜ
ハッ俺の人生も最高だぜ
つって乾杯したい5年後も10年後も
さらに南下
ナスカ行きのバスに乗り
道端で降ろしてもらい地上絵を地上のちょっとした高台から
その後ヒッチハイク試しにしてみたんだけど秒でファミリーが止まってくれた。やさしっ
期待してなかったというかあんまり興味なかったぶん、実際に色々な模様を見てみると結構ミステリアスでファンタジックでインクリーディブルな気持ちになりました(汲み取ってくれ)
これとかただカワイイじゃん!でもよくよく考えたらこれを岩肌の斜面に古代の人が描いたんだよなんじゃそりゃ!(汲み取ってくれ)
南下した後、今度はアンデス山脈を越えクスコへ
高山病にならない秘訣はたくさん食べてたくさん飲むことって、キリマンジャロ登った時に教えてもらったんだけどなるほど、辻褄があった
だから常に大量のメシ食ってんのか
んなわけないか
高山病なんてこのオレ様が!大丈夫だろーて思ってたらなぬ。心臓バクバク頭イタイ
階段の登らんといけない場所にある宿に戻るたびに心臓バクバク頭イタイ
富士山級に高いのねここ
インカトレイルとか色んなツアーがあって興味そそるものもあったんだけど、この後のボリビアの日程と相談しつつブラジル行くか行かないか悩みつつ
結局雨季だしなとか言いつつ(信じればサニーだろうがしっかりしろ)
結局とりあえずマチュピチュに弾丸で行った
もちろん最安コースでミニバン乗って電車乗らずに車線歩いてバス乗らずに山道登って帰りも歩いて
色んな人にマチュピチュの上まで自力で登るの死ぬほどキツイよって言われてきたから相当の覚悟で挑んだけど
なんてことなかった
屁でもねぇぜ
先の2日間のクスコ滞在のほうが辛いわ
高校友だちの佑に誘われて初めて走ったトレイルランでも登り道が一番得意だったもんなぁ
経験の賜物ってやつだ
マチュピチュの相棒はペルー人ミゲル
車線歩いてる時に同じペースだったからか仲良くなって、登りも下りも帰りも一緒に歩いた
仲良くっつっても彼はスペイン語オンリー
くそースペイン語ペラペラになりてぇぜ
宿一緒だったあかね&むつみも山頂で再会できた
あかねちゃんはピースボート乗船中
むつみさんは前に俺が新宿で働いてた職場の競合で働いてた経歴が
十人十色だねー
肝心の遺跡は、朝方は雨パラついて霧がかってたんだけど、まさに徐々に徐々に霧が晴れていきその姿を現した瞬間は
すげぇ
かっけぇ!
ってなった
こんな山の上にね
古人よ
なぜどうして一体誰が
おまえもわかんなくて首をかしげるよなぁウンウン
とまぁこんな感じで普通に観光地を巡るペルー旅前半終了
やっぱこう、もっとなんつーか
冒険感というかワクワク感というか動物感というか秘境感というか夏感というか海感というか
そういうのが欲しいぜ
そうそう、クスコで会った韓国の子の友達が2週間前にチリのサンティアゴで汚い水かけられてサブバッグごっそり盗られたんだってさ
1年前の俺と全く同じ!!
あいつら相変わらずよろしくやってんなー
はよくたばらんかい!
チチカカ湖を抜ける際に一番安いバスを選んだのが運の尽き
背後のじじいのイビキが強烈で耳栓も意味なしほとんど寝れず
途中で代えられたバスには席がなく
いやあったんだけどベイビーが寝てて
「ベイビーが寝てるじゃない」
いやベイビー分も金払ってんならわかるけどそうじゃねぇだろそりゃ気持ちわかるけどさすがに抱えて寝ろよ
「ベイビーが寝てるのよ」
いやだからわかるけどさベイビーから席取るのアレだけどさ
「ベイビー」
周りの助太刀も一切なく朝5時からの1時間席なし
その席で寝たんだ立派な大人に絶対なれよベイビー
46ヶ国目 韓国~地球散歩~
2月の韓国なんてそりゃあもう吹雪ボーボーで
冬の北海道より寒いんじゃないかぐらいの
最低限の衣服しか持ってない自分よ、いかにしてサバイブするか
みたいな本当に寒すぎて何もできずただただ宿に引きこもる、なんていうのをずっと覚悟してたけど
案外なんとかなった
そりゃかなり寒かったけど痛いほどではないし、なんなら同じ時期に雪が降った東京のほうが寒かったんじゃないのぐらいの
ニット帽は中国で買っといてよかったまじで
ソウル5日間の滞在
つっても特に観光に走るわけでもなく宿でだらだらしながら、たまに出かけて、たまに友だちに会って、まただらだらして
ソウルなんてほぼ東京だね
地下鉄路線図から駅の作り、アナウンス、読み終わった新聞を網棚の上に捨て去るじじいまで
ほぼほぼ一緒だなぁ
街歩いてても
口紅赤い女性が多いなー
おばさんはほぼほぼもれなくパーマかけてるんだなー
ロングダウンコート?着てる人多いなー
アディダス人気だなー
屋台が少し多いなー
とかそんなぐらいしか印象に残らんかった
特に誰かからの反日感情を感じるというようなこともなく
ソウル市内の観光名所ではこのクソ寒いなかがんばってチマチョゴリ着て写真撮影に励む人たちがちらほら。すごいなーパッション
オーストラリアで仲良くなったジェイソンと再会、一緒にサムギョプサル。
仲間うちにうまいサムギョプサル屋さんを聞いてくれて案内してくれて
めちゃめちゃうまかったよありがとう!
キューちゃんにも会いたかったのにあいつまだオージーいるからなーまったく
他にもキムとかアランとか何人かいたけど、結局会えず。再会はまた別の機会に持ち越しだね
そのオージーつながりとはべつに、もう一人、スンジェーという友だちに会いに行った
彼と会ったのはバルセロナ
10年前に。
大学2年の夏、高校のソウルメイトたむと1ヶ月間ヨーロッパ一周計8ヶ国を駆け巡った
スペインでのトマト祭りでハチャメチャする前夜、駅のロッカーでコンとファンタって韓国人2人組と仲良くなって、韓国人グループでわいわいしたりして、たぶんその雰囲気でバルセロナに移動してから韓国人宿に泊まったんだよね
んでそこでスンジェーと出会ったんだっけ
次の日はもう一人の子(名前忘れたなぁ)と一緒にバルセロナ観光したのを覚えてる
そうして一緒に過ごして別れたのち、ミラノの駅内で、ローマの真実の口の目の前で、偶然スンジェーと再会を繰り返して
そうやって10年前の昔話を2人で思い出しながらあーだったこーだったって話するのが本当に面白かった
しかし2人とも老けたなー
スンジェー太ったなーははは
もちろんたむに電話して
3人でしばしビデオトーク
ニヤニヤが止まんなかったぜ
2軒目に移動して
ソジュ飲み交わして
スンジェーも色々あるみたい
超大手サムスンで働くも
サービス残業は当たり前らしい
政府が職場環境の改善を呼びかけて少ーしずつ変わり始めてるけど実際自分の職場はまだ全然
なんていう
日本と一緒やね
韓国女子は大変なんだと
外見ばかり気にして中身がどーのこーの
常に男に要求して
金がかかる金がかかる
おお、、意外と女沙汰激しめなのね
いやいや日本女子だってピンキリよ
なんて
30年も生きてりゃそりゃお互い色々ありますわな
そうこうしてるうちに終電ギリギリに
よくわからんなか頑張ってメトロを乗り換えて
間に合うかーつってちょっとダッシュして
やってることが東京と変わらんわ
せっかく覚えたおもしろハングルワード
あんま使う機会なかったな
ゲロ寒かったからしゃーない
もうちょい小綺麗な格好をしてまた遊びに行きたいぜ韓国
夏に。